2010年6月22日火曜日

「公」の場としての幼稚園

この間6月に入り、1学期も半ば・・・と思っていたのも束の間、もう下旬、夏休みのことが視野に入り始める時期になってしまいました。早いですねえ。。。毎日毎日、雨雲が重く垂れこめて鬱陶しいですね。梅雨の晴れ間は蒸し暑いし、、、全く全く、、、もうすぐ溶け始めるとも子さんですよぉーーー。(でも今日も蒸し蒸しの中、一時間走って来たよーーー♡)

さて今週月曜火曜は、結構落ち着いて、子ども達楽しそうに、私も眼光ビームを飛ばすこともなく穏やかに過ごしています。4月5月は毎年のことですか、まーいろいろあって、こちらもいろいろ策を練るわけですが、結局、特効薬というのはあまりなく、6月半ばには落ち着いてきている・・・というのが、パターンなのかもしれません。。。それならば、何も働きかけなくてもよいのか?と、感じたりもするわけですが(笑)、いやいや見ているこちらも何かと感じさせられるわけで、やっぱり、ない頭をひねり、子ども達に思いを馳せて、働きかけるわけでございます。

いずれにせよ、子ども達の様子を見ていただければ、お母様方には多分、園の状態もおわかりになるかとは存じますが・・・。

それにしても、先ほど、コメントのお返事にも少し書きましたが、幼稚園は幼児にとって、本当に「公」の場であるのだなあ・・・と感じますよ。どんなワガママ言っても、泣いても、叱られるってわかってることしても・・・最後は絶対に味方だ!って信じられる「お母さん」という存在を離れて、お友達と過ごすわけですよね。もちろん、それは楽しいこともいっぱいあるのだけれど、ぶつかった時の解決法なんていうのは、子どもだから持ち合わせていないですよね。そして一応の頼りである「先生」だって、自分の先生ではなくて・・・つまり、みんなの先生なんだから、そこに「愛」はあっても、みんなへの「愛」なわけで、道徳的な観点とか良心とか、平等とか・・・そういう基準も入り込んでくるわけです。まあ子ども達にとっては具体的に「お約束を守る」とか「順番」とか「お手伝い」とかになるのでしょうが・・・。

そう考えると子ども達、本当によくがんばってるなあ・・・と、愛おしくなりますねえええ。反動で、お母さん見るや否や、靴を投げたりして、私をびっくりさせる子もいますが・・・。それがお母さんの役目でもあるのでしょうねえ。その分の「愛」も子どもからもらってるんだから、がんばってくださいね!!! そのうち「お母さんってヘン!」なーんて言われる日もスグですよ♡

さてさて、おまけで今日、J君とごはんの話をしていて、「J君はどんなおかずが好きなの?」と聞いてみると、「うふふふ。。。あまーーーいものがおかずの時♡」とうれしそうに答えます。「あまーーーいもの???」「あまーーーいものがおかず????」いやいやJ宅で「あまーーーいもの」が、おかずに出るはずがない!どういう意味じゃ??? (註・J君のお弁当、おやつ共に「シンプル」を絵にかいたような素材重視のものです)で、「あまーーーいものって、どんなもの???」と尋ねてみると「だからーーー、トマトとかー、とうもろこしとかー、カボチャとかーーー♡ うふふふふ♡」とうれしそうに行ってしまいました。

なるほどねーーー。そうだよねーーー。先生の感性は全く鈍っているよーーー(涙)と反省しきりのとも子でした。そう、トマトもとうもろこしもカボチャも、、、「あまーーーい」んだよねーーー。

では、明日はまた畑&園庭開放です。晴れたらいいですね。お働きくださるお母様方、本当にありがとうごさいます。園庭開放が祝されますように。ではではまた。

2 件のコメント:

J君の母 さんのコメント...

「公」の場、そうですね!正にそれがJの生活の中に必要だ!と強く思ってあおぞらの入園を決めたことを思い出しました。
しかしその「公」のあり方も色々で、やっぱり「初めての公」としての場を選ぶのは、学校選びよりも重要ともいえます。
そういう意味でやっぱり「あおぞら」は、正に家庭の延長であり、理想的だなぁ。。。とつくづく思っています。
先生がひとり凛としてたち、入園から卒園まで小さな守られた空間で子供たちを育てる。
こんな環境の「公」の場は、他にないです。
智子先生から巣立った子供たちが、どう成長していくか、これから見守り続けてくださいね。

Jのエピソードありがとうございます♪
わが子ながらかわいくて何回も読み返してしまうわ~~~(*^^*)

とも子先生 さんのコメント...

J君の母 さま
 そうですね。ストレスやプレッシャーを過度にかけるのはよくないですが、子どもの成長にとって必要なものでもありますね。
 私が「凛」としているかどうかはともかく、「ひとり」というのは結構いいかもしれません。またブログ本文のほうでも取り上げてみたい話題です。
 このエピソード、本当にカワイイでしょう?「そうそう、一度J君にも登場してもらわねば・・・」と考えていた矢先のカワイイ笑顔でした。手軽で舌先にだけおいしいものがあふれている現代社会でJ君のような食生活をさせてもらえるのは贅沢なことですね。私も見習わなければなりません。本当にハッとさせられましたよ。