2009年2月24日火曜日

 心身ともにバタバタと過ごしてしまった先週一週間を過ぎて、今週は健康で落ち着いて始められたことに感謝です。インフルエンザもピークを過ぎたみたいですね。しかし、「あおぞら」では、卒園までの日数も数えるほどになっているというのに、一人お休みが続いています。1日も早く癒されて、1日でも多く園に来てくれますようにお祈りいたします。

 先週は気持ち的にも落ち着いていなくて書けなかったのですが、伯母は長く肺がんで闘病生活をしており、この3年間、いろんなことを考えさせられました。自分の親なら「抗がん剤」について、もっと慎重であったと思うのですが、親戚であり、父も次男であることから私などが意見することもできず・・・でも本当にいろんなことを考えさせられました。・・・まあ、私などは離れていることもあり、そんなにしばしばお見舞いに行ったというわけでもないので、エラソーなことはいえないのだけれど・・・。でも、闘病、介護、終末期医療、がんとどのように向き合って生きるのか、死に向かうのか、・・・葬儀の在り方・・・いろんなことを考えさせられました。また機会があれば、書きたいと思います。

 そんなこんなを経験したこともあったり、子ども達が日に日に自立していくのを感じることもあったりで、 これからの人生をどう生きるのか?ということを最近よく考えたりします。子育て中は、いろんなことに忙しく、また必死であったりもするので、そういうことを考える余裕が心にも時間にもなく、それはそれでいいことなのかもしれないですね。どう生きるか?ということは、とりもなおさず「いかに死ぬか?」と繋がっていることだと思います。難しい問題です。

 さてさて「子育て」といえば昨日、小学校から「子育て支援」のアンケート回ってきました。今日、やっていたんだけど・・・「何だかな~~~~~~」って感じです。要するに行政として「子育て支援」をどのような方向性に持ってゆくか?ということを考える元にしようとしているのだと思うのだけれど・・・、何かズレてるような気がしてなりませんでした。要するに「子育て支援」って「子育て」を行政がいかに肩代わりするか?という「子育て外注」案作成のような気がするのですよねーーー。つまりお母さんのニーズをくみ取って、それに対応してゆこうという、誠にもってプラグマティックなあり方なのですよね・・・。まあもちろん、行政というのはいまや「サービス」だそうですから、納税者のニーズに応えるということは当然といえば当然なのですが、いや、待てよ???子育ての主役って「子ども」ではないのかい???と、チャチャを入れたくなってしまうのです。そして子どものニーズって、お母さんと過ごすことなのではないのかい?ってあまりにも当然のことを思ってしまいます。

 子どもは欲しいけど、子育てはしんどいとかって、あり得ないでしょう?っていうか、そんなこと責任として言えないでしょう?産んだんだから!!!産んだら「育て」はもれなくついてくる!んですよ!しんどいとか、しんどくないとか、そういう問題ではないのではないかと思います。確かに昔に比べて、祖父母の手を借りられないとかいうこともあるのだろうけど、そもそも祖父母との同居を望まなかったのは私たち自身なのではないのかなーーー?そしてもし、働かなければ本当に食べていけないというような状況の人がいるのなら、そういう人にこそ、「専業お母さん手当」みたいなものを出してあげたらいいんじゃないかなあって思います。だって「外注」したら1日かなりの額を払う・・・それを「専業お母さん」はやってくれているわけだから。おまけに惜しみない愛情を注いでくれるわけだしねー。

 子どものニーズに合わせた子育て支援をしていたら(いや、もちろん、アンパンマンのイベントを開催するとかそういうことではないですよ!)、きっと子どもも健やかに成長するし、そうなったら、思春期以降の問題も激減するわけで、家族としても社会としても、そういう対症療法的な不毛な消耗はなくなるわけで・・・、何と言いますか、とっても本末転倒的な木津川市のアンケートにげんなりさせられた1日だったのですよねー。でも、アンケートにもがんばって書きましたよ!私の意見が通るとも思えないけど・・・、書かなかったら0だしね。

 ・・・今日は、珍しーーーくの雨の1日で、朝の時間、皆さん、あまりに盛り上がっていたこともあり、午前中はお部屋遊びで、お昼ごはんを食べてから折り紙をしたりして遊びました。年長さんはハサミやのりをだしてきて、結構高度なものを作り上げており、見ていて面白かったです。

Y「ちょー、ハサミ貸して~~~」
S「Y君、いつも貸して貸してって言うなーーー、持ってきたら?」
Y「んんんーーー、だってなー、だってなーー、お母さんがアカンっていうもん」
H「あかんってさー、そんなんうちにあるのん、幼稚園で使うから持って行かせてって言ったらいいだけやんか!」
S「そーやんそーやん、お母さんに頼んだらいいだけやん!!!」
Y「んんんんん(あんま、興味なし!そもそも、言われたっけなーーー???)」
しかし、女の子たちの剣幕に不穏な空気を感じた平和主義者T
T「ま、ま、ま、ま、だからさあ、Y君ちにはY君ちのさあ・・・な?いろいろあるやんか!なー?Y君♡(みなさん、まーまーまーまー)」
M「ん・・・そーやな、お母さんもな、いろいろな・・・」

不穏な空気を感じると、いつも出てきて丸く収めようとするT君。「和を以て貴しとする」ですなーーー。それにしても、Y君、「お母さんがアカンっていうねんもーーん」と時々言っておりますが・・・とても「アカン」を度々、口にするようなお母様には見えません。お弁当のご飯がおにぎりでないこと、お手拭きが柄つきでなく茶色であること・・・も「アカン」らしいのですが・・・どうもこのあたり・・・確かめなければなりませんな・・・。いかがなものなのでしょう???・・・彼はなぜか最近「おにぎり」と「絵つきお手拭き」がブームのようです。「あおぞら」では、できれば絵のものは避けていただきたいと実は私が言っているというのは隠しているいけない私です。うふ。ごめんなさい。

それでは、今週もよろしくお願いいたします。卒園式までの残り少ない日々を神が祝してくださいますように祈りましょう。
インマヌエル・アーメン

2009年2月20日金曜日

復活しました!

皆様、お久しぶりでございます。

今週はじめから、親戚の不幸があり、お通夜、お葬式と本当にバタバタと週前半は過ごし、後半はパソコンの調子が悪く、ブログの更新ができませんでした。パソコンなんて、なくてもよいのですが、あると何かと利用してしまい、動かなくなるとやっぱり不便です。・・・とはいえ、ない生活もなかなかよいかもしれません。ブログも「書かなければならない」という焦りから解放されますしね。何と言いますか、布団をほさなければ!と意気込んでいた日曜日に雨が降ってしまって、干せなくなって、困るんだけどちょっぴり嬉しかったりして・・・だって干せないんだもーん、仕方ないよねーーーって感じです。

 けれどもメールで連絡しようと思っていた事柄もあったりで、至急はがきを書いたりファックスしたりして・・・(ご承知と思いますが、電話は苦手です)。やはり面倒でありました。パソコンさん、ありがとう。

 それにしても、この故障の原因がよくわからないのですよねーーー。どうもウィルスらしいと修理屋のお兄さんには言われたのですが・・・でも、そんな怪しいところに接続した覚えもないし、メールも全部削除してるし・・・。で、唯一思い当たることが、先日やってきたリフォームの人が、別に頼んでもいないのにDSの「闇」ソフトを入れてあげると、入れてくれた?んですよね。どうもそれが怪しいのではないかということで・・・・、そのあと、そのリフォーム屋さんは電話も掛けてこないし、ものすごく迷惑な話だったと、実は今、私は怒っているのです!本当にあんまり知らない人に、パソコンをいじらせるのは危険なのだといい勉強になりました。・・・すこし高い授業料(修理代)でしたけれどね。(いや、でもまだウィルスが有効だったら続くのかもしれないのだけれど・・・)

 私がこうして私事でバタバタと過ごしている間も、何だか頭がクラクラするような世の中は続いていますね。中川財務・金融担当大臣(だっけ?)の酩酊記者会見、すごかったですねー。あんな「ただの居酒屋で絡んでくるおやじ」みたいな状態の人が自分の国の代表だなんて、本当に情けないことです。日本って、酒の席でのモロモロについて甘すぎますよね。ま、それも日本の中だけのことならいざ知らず、それが世界で通用しないことくらい、中川さんもわかってるはずでしょうけれどねー。困ったことです。

 また、麻生さんに対する小泉さんの発言も、イヤでしたねー・・・別に麻生さんの肩を持つわけではないし、定額給付金についても反対なんだけど、郵政民営化についての発言の後、厭味ったらしく定額給付金のことまで言い出したりして、本当に子どもっぽいっていうか、何でそんなに「郵政」にこだわっているのか、全くわかんない。レベルの低いプライド???だか何だか、こんなに麻生さんが困っているときに、同じ党なんだから追い打ちかけなくても・・・と、そのレベルの低さにこちらも頭クラクラです。

 そもそも、今の世界情勢を考えて、郵政がどうとか定額給付金がどうとか言ってる場合ではないっしょ?もっと、中台情勢とか、ロシア・ヨーロッパ情勢とか分析するべきだし、クリントンさんが一番に来てくれたとかで喜んでないで、その真意を読んでどう対応すべきか議論すべき時だよねーーー。あと、中東とどのような関係を築いていけるのか?とかさーーー。大体、日本って新聞読んでても、国際欄が本当にお粗末で情けなくなります。スーパーでマヨネーズが10円値上げとか・・・そういうチマチマしたことより、もう少しマクロな視点で、それが直接私たちの生活に影響するのだということを書いてほしいですよねーーー。

 私にとって、最近の明るい?話題は、村上春樹がイスラエルで賞をもらいながら、イスラエル批判をしたということです。エルサレムに乗り込んで、そんなことを発言するには、決死の覚悟が要ったことだったことでしょう。本当に気骨のある人だと、改めて感銘を受けるとともに、私も勇気をもらったことでした。

 いや、今日もまた「あおぞら」とは全く関係ないことを書いてしまいました。ごめんなさい。
 先週は、いろいろと御迷惑をおかけしたにもかかわらず、ご協力いただきましてありがとうございました。とりあえず、パソコン復活のお知らせでした。

 皆様も、よい週末をお過ごしください。
 インマヌエル・アーメン

2009年2月13日金曜日

今日のお食事

今日は、金曜日。お弁当の日でしたね。

みんなで楽しくお弁当を食べていると・・・
Mちゃん「あのな~、Mちゃんなー、「時代」って、知ってるで!恐竜時代とかな、鎌倉時代とかあるねんで!時代ってなー、もっとほかにもいっぱいいろいろあるねんで!知ってる?」
Hちゃん「ん~~~、(時代って何?ま、とにかく・・・)Hちゃん、知ってるで!みずがめ座とかなー、あるねんで!」
Mちゃん「みずがめ座~~~???そんなんちゃうしなー、みずがめ座なんか、時代とちゃうしな~~~」
Hちゃん「みずがめ座だって、あるしな!!!ホンマにあるしな!みずがめ座ってホンマにあんねんでー!なーーー!Tちゃん!」
T君「んんん~~~???(よう、わからんけど、まっとにかく)んんん~~~、そうやで!あるしな!ケンビン座とかもあるしな!」
Mちゃん「てんびん座~~~?そんなん時代とちゃうやんか!てんびん座とか、みずがめ座とか、そんなんちゃうしな!時代っていうのは・・・(もう!わけわからんこと言うな~~~説明できひん~~~)」
Hちゃん「ええ?Mちゃん、知らんのぉ???みずがめ座ってホンマにあるしな!」
Mちゃん「知ってるけど、そんなん言ってるんとちゃうし!」
T君「あるで!あるで!ケンビン座ってホンマにあるしな!」
Mちゃん「ケンビン座~~~???ケンビン座って何よ?そんなんないしな!てんびん座やしな!」
T君「ケンビン座やで!!!ケンビン座やしな!」
Mちゃん「てんびん座やで!」
T君「ちゃうしな!なーーー!Yちゃん!ケンビン座やんなーーー!!!」
Y(年長、Tの親友♡)「え?ん?(俺にフルナヨ!興味ないけど・・・)んんん~~~~???」
Mちゃん「ケンビン座ちゃうしな!てんびん座やしな!」
とも子「・・・・(白熱してるな~~~、「先生どっち?」って問い詰められたらいやだな~~~)」
隣で黙々とお弁当を食べていたY君(モチ年少!)「せんせー、せんせー、・・・Y君なぁ~~~、ケン玉持ってる!!!(ニッコリ)♡♡♡」
とも子、皆様「・・・・・・・・・・・・。」
「時代」は何処~~~???

2009年2月9日月曜日

今日の「あおぞら」

*お散歩中の会話

今日は、月曜日でお散歩の日でした。手をつなぐ順番は、私はいつも最後尾で今日はもうすぐ小学校のMちゃんと。
Mちゃん 「ねえねえ先生、小学校って6年までやろ?」
トモコ   「うん。」
Mちゃん 「中学校って3年で、高校も3年で、大学は4年で卒業なんやろ?」
トモコ   「うん、そうだね~~~。よく知ってるね~~~。」
Mちゃん 「うん、むふふふふ~ん。」
トモコ   「でもさあ、鬼頭先生は大学5年生まで行ったんだってぇーーー。」
Mちゃん 「ええええ????何で?何で?何で?いいん???行ってもいいん?」
トモコ   「うーーーん、いいんじゃないかなあ???行きたかったんじゃないー?」
Mちゃん 「えーーーー、ほんまにいいん?いいん?いいんかあ・・・・、じゃーさー、Mちゃんも幼稚園にまだいたい!もう1年いたい!先生、いいん?ホントにいいん?」
トモコ   「・・・・・・(ホントにホントにうれしい♡ 先生はいいんだけどーーー)・・・・・・。」

*笑ってばかりでごめん。

公園でマラソンごっこをして、キャッキャ キャッキャと走り回っていたY君、途中で転んでしまって、「転んだ~」と言っていました。帰園後、やっぱり痛かったようで、ズボンをめくってみると、そこにはかすかにが・・・血と対面してしまったY君、「もう歩かれへん・・・・」「お帰りの用意もできへん・・・・」「ゆっくりしか歩けへん・・・・」「お外遊びには行けへん・・・」と、突如、重病人に・・・・。そろりそろりと歩きながら帰ってゆく姿が何か可愛い微笑ましいY君でした。

2009年2月8日日曜日

 暖かな日差しが続いていますね。金曜日は不動川公園で、みんなで、どんぐりの中身をホジホジして遊びました。何か私も妙にハマってしまいまして、一所懸命してしまったことでした。Y君いわく「せんせー、このどんぐりの中身なあ、耳垢みたい~~~」と、言われてみれば、まさしくそれは耳垢取り!我が家には立派な?というか性能の良い耳かきがあり、それを持ってくれば良かったぁ~~~と、一人後悔していた私です(因みに左が完成品、右がホジホジ中)。
 その耳かき、北海道在住の友人が、清水寺の近くで買ったと、我が家に置いて行ってくれたもの、なぜ北海道の人から清水寺のお土産をもらうのかよくわかりませんが、とにもかくにも性能がとてもよいのです。あまりにもシャープなとれ具合なので怖いくらいです。彼いわく「僕、耳かきフェチなんですよ」とのことですが、「フェチって一体どういう意味?」と、ついていけない私でした。とにもかくにも、耳かきフェチの彼に、このどんぐりホジホジの楽しさを教えてあげたいものです、今度、来てくれたら不動川公園に連れて行ってあげたいと思っています。それかどんぐり送ってあげよっかな~?
 さてさて、今日は教会の後、高の原イオンでバレンタインのチョコを子ども達と選びました。鬼頭先生、お義父さん、お父さん、あと一人はヒミツ(私からチョコを贈られたアナタ、そうでーす!)♡ 皆さんもチョコとか買うのかな?体に良くないから買わないのかな?また誰に贈ったか教えてくださいね。
 さてさて、帰宅後は庭の剪定作業をしました。「あおぞら」前のたいさんぼく、10m以上になっていたのを、毎日「怖いなー」って眺めていたのですが、思い切って、脚立に上って切りました。幹の太さも30cmくらいにはなっており、高くて力がいって、電気チェーンソーでは腕は吹っ飛びそうだし、本当に怖かったです。無事終わったこと、本当に感謝です。そうそう、暖かな陽気に誘われて、たいさんぼくのお隣の梅の花も可愛い花を咲かせていました。紅梅です。見てあげてくださいね。

 それにしても切り始めたら、キリチャチャコにしてしまう私、またまた切りまくってしまいました。どうぞご覧くださいませ。ちょっとやりすぎたかな?たいさんぼくさん、ごめんなさい。すっきりしましたよね?


そうそう、今日「あおぞら」のT君によく似た仔犬のぬいぐるみ、購入してしまいました。一年くらい前にも半年くらい迷って買ったのですが、ついついT君にあげてしまって、やはりまたおそばに置いておきたくて買ってしまいました。でも、前回のほうがよく似ているんだよねーーー。お母さんにそっと交換してもらいたいものです。もうすぐT君とも会えなくなるので、私にとっては必需品です。ちょっと鼻周りがグレーなので(ドロボーさんみたいで?)、鬼頭先生は失礼なんじゃない?って言うんだけど・・・。失礼だったらごめんなさいね。でも、すごく可愛がっているので、許してください。

ではでは、今週もまたがんばるぞ!オー!

2009年2月4日水曜日

「あおぞら」の毎日

 昨日は節分でしたね。皆さんおうちで豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりなさったようですね。今朝はその話題沸騰でしたよ。T君のおうちの鬼さんは、お父さんのジャージを借りていたそうで、何だか笑ってしまう私です。ごくろうさまです。

 子ども達、畑に出発の一日です。少しばかり、子ども達の日頃のご様子をお伝えします。


 不動川公園で、ほとんど崖といえるところをよじ登っていく、ミモザのMちゃんとY君、気持ちだけは負けていないラベンダーのKちゃん、負けじとついて行きます。先頭Mちゃん、二番Y君。三番のKちゃん「落ちたらどーすんのー?落ちたらどーすんのー?」
Y「そんなんしらん」K「待って、待って、ちょっと待って~」
自分も必死のY、服を引っ張られ「ちょー、ちょー、そこ持たんとって!」
K「こわい~、待って~」
Y「ちょー、ちょっと、持たんとって!」必死で少し安全なところに辿り着いたY、先に先に行ってしまうMちゃんを見てあせりつつ、ふと後ろを振り返り、ぶっきらっぽうに
「ほら!もう!はい!」と手を差し出してKちゃんを引っ張ってゆっくりゆっくり登って行きます。そこでふと後ろを振り返ったMちゃん、また戻ってきて「Y君、先行ってや!Mちゃん、後ろから押すから」二人でさっさと行ってしまってもおかしくないのに、三人でえっちらおっちらとKちゃんを支えつつ登って行ったことでした。危なくて下で見ていた私、行ったほうがいいかどうか、長いスカートと相談しつつ決めあぐねていると、私も登りたそうに見えたのか、
Y「先生、きれいな景色見たかったら、あっちの道から来たほうがいいで!危なくないから!おい、T、先生に道教えたって!」
T「よし、先生、こっちやで」と・・・・・高いところまでの安全な道案内をしてくれたのでした。

 何だか、ミモザさんの一人ひとりの成長ぶりに、改めてとっても感動してしまった私です。いい子達でしょ?きれいな景色のオマケもついて、とってもよい時間を過ごさせてもらいました。


 さてさて、前回、笑わないように努力していると書いたのですが、思わず笑ってしまう爆笑編です。こちら、年少ラベンダーのY君登場です。

Y    「先生、あのなあー、Y君なあ、飛行機乗ったことあるねん。JALと全日空っていうねん。」
とも子 「ふーん、いいねーーー。どこに行ったのかな?」
Y    「んとなあ、沖縄。」
とも子 「沖縄かあ、いいねえ。沖縄では海で泳いだの?」
Y    「ううん、お姉ちゃんとおばあちゃんとお母さんは泳いでんけどなあ、Y君は部屋におってん」
とも子 「え?Y君一人で?」
Y    「ううん、お母さんと」
とも子 「お母さん、海で泳いでたんじゃないの?」
Y    「ううん、Y君、まだ小さいから一人で部屋におられへんやんかあ!!!」
とも子 「・・・?・・・(ま、いっか)じゃ、お姉ちゃんとおばあちゃんだけ海で泳いでたんだ?」
Y    「うん、おばあちゃん、海に潜るの好きやねん」
とも子 「(おばーちゃん、若いなーーー)お父さんは?」
Y    「お父さんは、いてへん」
とも子 「お父さんは行かなかったの?」
Y    「ちゃうやんか!!あはははは。お父さんはなあ、車運転して海へ行ってん」
とも子 「えええ?車ごと海に入ったん?」
Y    「あはははは、ちゃうやんか!お父さんは車運転して、駐車場行って、水着に着替えて海に行                ったんやんか!」
とも子 「ええ?駐車場で着替えたん?(お父さん、よほど海に入りたかったのか???)」
Y    「あはははは。ちゃうやんか!部屋に来て着替えてから行ったんやんか!」
ともこ 「(そうだよな、いくらスポーツマンのYパパといえどもねーーー)でさあ、Y君はお部屋で何してた ん?」
Y    「おこた入ってた」
とも子 「おこたぁ?????お姉ちゃん、海で泳いでY君、おこた入ってたん???」
Y    「うん(ニッコリ)!ほんでなあ、めっちゃ暑かってん」
とも子 「・・・???・・・(季節はいつ???)」

 さてさて、子ども達、畑から徒歩で帰ってきたようです。立派なレタスのおみやげ持っています。
唐突ですが、今日は、この辺で。

今日のお手紙 「節分」。Hちゃんからです。鬼さんに、巻きずしに、いわしの頭のひいらぎ刺しです。豆をまいているのは、「ともこ先生」です。・・・足がないな~~~・・・・。





2009年2月1日日曜日

不動川公園展望台登山!

 先週もお天気に恵まれ、よいお外遊びの時間を持つことができました。先週の日曜日は、朝、起きたら一面の雪で、寒~い一週間になるのではないかと恐れていたのですけれどね。インフルエンザでお休みしていたY君も、明日の月曜日から、また来てくれるようで、ホッと一安心です。明日からまた全員集合!で始めたいものです。


 先週の金曜日は、珍しく年少のラベンダーさんがお休みで、年中、年長さんだけの一日でした。なので、急に思い立ってなんだけど、不動川公園の展望台に登ってきました。木津川市全体?精華町のほうまで見渡せて、なかなかの眺めでした。年長Y君のおうちの近くの建物まで見えて、感激。登る途中、急な山道が怖い子、独特の森の雰囲気が怖い子、お化けを恐れる子、イノシシやクマ、サルを警戒する子、などなど、それぞれドキドキしながらの登山?だったようで、後ろからついて行きながらほほえましかったです。先頭をいくY君、イノシシなんかが怖くい仕方なく、途中から「帰ろう、帰ろう」と言い出し、「じゃ、先頭交代しよう」というと、最後も怖く、「じゃ、オレ行ったる!」というTの言葉もプライドが許さず、ドキドキの伝わってくる後姿でした。意外にもMちゃんも「こわい~、帰ろう~」と言ってきました。いつもポワワ~ン系のT君が、なぜかこういう時、しっかりしていて・・・わからないものですね。


 登山中、子ども達の会話の中で、何がイヤか?というような話題になって、「おじいちゃん、キライ!お父さんがお迎えに来てないのに、来たってウソつくから」「お父さん、イヤや!散歩の途中に隠れて、虎のお面かぶって、ワッとか出てくるから」などなど、いっぱいいっぱい、そういう話出てきてました。実は、私もそういう経験があって、よく父親にからかわれたりして、今でもすごくイヤな思い出として残っています。彼は未だに私の娘(つまり孫ですが)にも、すぐそういう言動をするので、本当にいやです。


 多分、やってるほうは、子どもがそれで反応して、困ったり、泣きかけたりするのが、かわいくて(面白くて?)やるんだろうというのは、わかるのだけれど、子どもってそういうのが本当にイヤなのだということをわかってあげてほしいなあって思います。子どもが一番イヤなことの一つって、ウソつかれること、からかわれること、笑われること、なんじゃないかなあって・・・思ったりします。どうしてそういうことするのか、私には理解できないのですが、そういうことをするのって男の人に多いような気がします。ま、お母さんの場合、泣かれたり、機嫌が悪くなったりされると、即、自分の仕事倍増なので、そういう無意味なことはしないのかもしれないけれど・・・。


 こんなことは別に取り立てて言うことではないのですが、私は子どもに接するとき、そういう点にとても気をつけています。ウソをついたり、からかったり、笑い者にしたりしないということです。もちろん可愛くてつい笑ってしまいそうになることはよくあるのだけれど、できる限り我慢して、真面目にお付き合いするようにしています。どんな話も(それ、あり得ない、という話も)、その話している子どもにとっては、真実なのであるという観点に立つように努力するのです。


 子どもと接するときに私は「公平さ」とか「平等」とかいうのは、あんまり重視していません。だって、子ども一人ひとりは全く違った存在であり、それに合わせて導いてゆくのに「公平さ」とか「平等」といった画一的な接し方は、ナンセンスだと思っているから(まあ、思春期を迎えて、とりあえず何に対しても反感を持つような時期には、そのような態度を見せる?ことも必要だとは考えているけれど)。でもその一方で大切にしているのは「誠実さ」です。もちろん、これは子どもだけではなく、誰と接する時も大切なのだとは思うけれど・・・。世界に、人に対する信頼感を育んでいる幼児期には、とりわけ大切なものなのだと感じています。まあ、そんな大したことではないのだけれど、ウソはつかない、ごまかさない、悪いと思ったら謝るなどなど・・・ということです。


 さて今週末は、我が家の下の娘のお誕生日会がありました。ちょっと不安だったのですが「あおぞら」のお部屋を一日、開放してあげました。お昼とおやつを用意しましたが、寒くて時雨れていたこともあり、一日中「あおぞら」の部屋で、キャーキャーと遊んでいました。後で何をしていたかと尋ねると、「あおぞら」のおもちゃで、お料理作って誰が一番おいしそうか、コンテストしていたそう。前日には「DS持ってきていいか?」とか、「プリクラ撮りたいから、高の原イオンに連れて行って」などと言うので、呆れて無視しておりましたが、「ものすごく楽しかった」そうで、・・・幼稚園児と変わらないレベルに、呆れるやらホッとするやら・・・、片づけは大変でしたが、DSしたり、プリクラ撮ったりされるよりは、はるかに良かったことでした♡


 その間、どこへも行けないし、暇だし・・・・で、久し振りに(「闇子供」以外の)映画を観ました。冷戦下の東ドイツのシュタ―ジ(国家保安省の秘密警察・諜報機関)を描いたもので「善き人のためのソナタ」という映画です(どなたかご覧になりましたか?)。ハプスブルグ家以来、オーストリアの戦後史、そして冷戦下の東欧、ロシアにはまっている私は、前から観たいと思っており、バタバタした中ではありましたが、鑑賞しました。なかなか面白かったです。今、東ドイツでは、シュタージが盗聴したりした資料が公開されているようで、知人、友人、家族などの密告や裏切りが明らかにされているのだそう。改めて共産主義(というよりはレーニン主義?)体制の負の遺産の恐ろしさを感じます。でも、何か博物館にして公開するのって、ドイツだなあって気もしますよねー・・・。日本だったらできるかな?って思います。


 さてさて、話がどんどん飛んでいるうちに、何だか長くなってしまいました。エッセイはこの辺で。(エッセイ途中、今夜の夕食係の我が家のMちゃんが、やたら話しかけてくるので、なかなか文章がまとまりませんでした。変だったらごめんなさい)

 今週も、よい一週間でありますように、祈りつつ・・・。
インマヌエル・アーメン