2010年6月20日日曜日

大殿様その後・・・

さてさて、お母様には大受けしていただけたような「大殿様」ゴッコですが、金曜日、新たな展開が・・・。金曜日、大殿様ゴッコのことなんてスッカリ忘れているS君、なぜか金曜日はJ君と二人で、何やらお人形テーブルを出してお皿を持ってきたりして、遊びの準備を始めていました。J君も今日は穏やかなS君と二人で遊んでもらえるのだと、嬉しそうに準備を手伝っていました。そこへ・・・昨日の大殿様ゴッコを思い出して再びやろう!と決めたKちゃんとY君二人がS君のところへ突如やってきて、「大殿様ゴッコやろ~~~」と悪気なく、S君を引っ張って行ってしまいました。なされるがままのS、大切な友達を突然「拉致」のごとくさらわれてしまったJ、困ったことになったと私の頭はコンピューターの如く高速回転で対応を模索しますが、マンザラでもなさそうなSを見ていると、どうもJ君のほうには戻ってくれそうにありません。最大限譲歩して「Sくーーーん、大殿様ゴッコしたいの~~~~???? 今日はJ君と遊ぶんじゃないのーーー???」と声かけしますが、何ともハッキリしない様子で、大殿様になってしまいました。・・・ではでは・・・と仕方ないので、J君を隣に呼んで、愚痴を聞いて、共感し、慰めて、他のお友達の遊びに入るようにうながしますが、こちらも決して肯いてはくれず・・・・。ちょっと様子を見ることに・・・・。

さてさて、大殿様ゴッコのほうはといえば、しばらくは昨日の続きで楽しそうに遊んでいましたが、そのうち飽きてきて、お城の外でお馬さんゴッコが始まりました。お城の奥で正座しておくように家臣に指示された大殿様、もとい真面目なS君、お馬さんゴッコのほうが気になりながらも正座をくずさず座っています。もはや誰も気にもとめてくれなかわいそうな大殿様、身を乗り出すと「大殿様は座っていなくてはダメですよ!!!」と叱られます。山内容堂は、そんなことはなかったと思いますが、うちのS君は真面目で言われるがままに正座に戻り、、、しまいには「痛い~~~」とポロっとこぼすと、K君が「大殿様が病気だ~~~!!!」と大騒ぎ。大騒ぎになってしまって逆に慌ててしまった大殿様、「正座してたから足が痛いだけ!!!」と、またまた控えめに抗議。・・・さすがにかわいそうになった私が「Sくーーーん、別にずーっと座ってなくてもいいのよぉーーー。誰もいないんだから、みんなのほうに出てきていいのよ!一緒にお馬さんゴッコしたら??と半強制的にお城から連れ出し・・・。S君は恐る恐るお馬さんゴッコに参加していました。

子ども達の様子は見ていて飽きませんが、どこまでどんな風に感じているのか・・・は、結構ずーっと観察していなければ、判断することは難しいです。誤解して注意してしまうこともあるし、全員をずーっと把握しておくこともさすがに難しく、、、神経アンテナを張り巡らせています。S君にとって、1日目の大殿様は楽しくても、2日目はしんどかったかもしれませんし、実は二日ともイヤだったのかもしれないし、実は二日とも楽しかったのかもしれません。またこの辺り、お母様にフォローなどもお願いしつつ、子ども達が耐えられないほどのストレスを感じずに園生活を送ることができるようなお手伝いができればと考えています。私の気づかないことなんかも、おうちのほうで、言ったりすることもあるかと思いますので、また何でもおっしゃってくださいませね。子ども第一で、また今週もがんばりましょ~~~!!!

さてさーて、いろいろ神経もつかう幼稚園の先生ではありますが、相変わらず走ってストレス発散していまーーす。先々週からはLSDという120分走を始め、今日で3回目! 2時間走り続けるのは、さすがに飽きてしまいますが、体力ついたなーーーと「自分で自分をほめてあげたーーーい」と、とっても楽天家の私です。ハーフマラソン出よーか???なんっつー冗談も飛び出したりして、すぐその気になる私です。

またまた関係ない話ですが、今日、雨が降って走れなさそうで、「雨かぁ~~~、ブルーやなあ~~~、ブルーおかーさーーーん♪」と歌いながら、お昼ごはんをつくっていると、長女のIちゃんが、「うちのお母さんって・・変わってるよなーーー」と言って、Mちゃんも「うんうん、変わってるぅ~~~。何かヘン。」とか・・・。言うので、「ええええええ????? お母さん、自分のこと世界で一番マトモと思ってるんやけど…。」と言うと、Iちゃん、「フッ。・・・そう考えること自体が・・・変わってるやろ??? 傲慢。」・・・・(的確・・・いつのまに・・・)。私「傲慢なことは認めるけど、でも一番マトモやで♡」・・・その後、家族で一番誰かマトモか???という話になり、大声のMちゃん「そりゃ、このうちで一番マトモなのはMちゃんやろ!!!」。Iちゃん「えええええ????? そりゃ、私やろ??????」Mちゃん「えええええ???? Iちゃんみたいな天然がぁ????」。Iちゃん「そんなに天然ちゃうもん!!!」。その後、三人でひとしきり自分が一番マトモという主張を繰り広げましたが・・・。結局、鬼頭先生が変わっているのは確か!!!つまり、自分は最後ではない・・・ということで、一応の結論を見たわけです。その場にいない人は何言われてるかわかりませんねーーー。ま、いても鬼頭さん、無関心だとは思いますが・・・。あはは。

またまたしょーもない話書いちゃってスミマセン。気分切り替えてまた明日からリズムよく過ごしましょうーーーー。ではまた。

2 件のコメント:

Jの母 さんのコメント...

う~~ん、久々のJ君登場で、母はちょっぴり盛り上がっていました~。(いえいえ、あおぞらの子供たちのエピソードはいつも愛があふれていて楽しいのですが!)
Jはいいですよ~~、どんどんもませてください。そのうち自分で切り開くエネルギーになってくれれば。。。と待っています。

S君の様子、目に浮かびます。ちなみにJの姉もよく似た経験があって、「眠り姫」役のJ姉は、段ボール箱のお城から出ることを許されず、「たいくつ。。。(涙)」といいつつ「寝とかなあかんやろ!」と一喝されて約一時間退屈ながらも箱の中に丸まっていました。。。それを跳ね返すこともしないJ姉にその時は親として情けない気分でしたが。。。でもその経験のお陰か、また、先生や正義感の強いクラスメートの応援もあって、今ではまぁまぁきちんと自己主張できるようになってきました。
Sくんにも自分の中ではじける日がくるのでしょうね。それもとても楽しみです。

とも子先生 さんのコメント...

Jの母さま
あ、そうですねえ。J君、控えめで良い子ちゃんしてるので、メーメーに登場していませんでしたね。ごめんなさい。また登場しまーす。

ところで、J姉ちゃんにもそういう過去があったのですね。。。1時間はスゴイですねえ。忍耐強い。。。私も、ついつい(しっかり!!イヤならイヤと言うんだ!!S!!)と、心の中で応援していますが、なかなか難しいようです。。。いつの日かJ姉ちゃんみたいにシッカリ(見えますぅ~~~)してくれるものと信じています♡ がんばれ!S!!