2011年5月25日水曜日

茶摘み

本日、雨の晴れ間の一日、恒例のみどり農園にての茶摘みでしたー。
夏も近付く八十八夜チョンチョン♪ なんてのん気に歌いながら、子どもたちとお茶っぱをポキポキポキポキと折って摘んできました。なかなか根気よく続けることはできない皆様ではありましたが、まー、お天気もよいことですし、どの子も茶摘み体験をした後、お母様お心づくしのおにぎり弁当を食べ、お馬さんとロバさんを見学させていただいて無事1時に帰園することができました。良かったです。

明日はパン作りの日課ですが、毎年のことですが製茶をいたします。どこまでできるかわかりませんが、まあおやつの時間に一杯ずつでも楽しめたらいいかな―?と思っております。毎年、結構おいしくできますのですよ。また明日、感想を聞いてあげてくださいね。

さて本日、ようやくではありますが、ガイガーカウンターが届きました。今週は原発からの風向きが西日本に向かっており、実は茶摘みに関してもどうしようかと迷っておりましたが(雨の後だったこともあり)、・・・。園終了後、摘んできたお茶っぱにも近づけて測ってみましたが、外気とさしたる違いかあるわけでもなさそうだったので製茶も行うことに致した次第です。

東日本の方々でもガイガーカウンターが必要な方は多くおられると思いますので、購入することも躊躇されましたが、こちらも日々皆様の大切なお子様をお預かりしており心労が絶えません。測ったところで、どうなるわけでもありませんけれど、情報がこれほど隠ぺいされている現在、京都といえども幼児と関わる人間は自衛も必要と感じております。お許しください。ちなみに昨日から、もんじゅにおいて落下装置引き上げが行われています。超危険な作業です。失敗すれば日本はおろか北半球が終わると言われております。佳境に入るのは6月とのことですが、油断はできません。・・・とはいえ、この辺りは24時間以内に即死区域に入っておりますので、ご心配なく・・・・・・・・・・・・・・?

ところで、この間、子どもの20ミリシーベルト撤廃の申し入れで、団体名をつけて賛同してほしいとあおぞらOBのお母様からメールがあり、本日中!とかいうものですから、とりあえずで「あおぞら園有志の会」で名前を入れました(まー、3,4人は絶対に名前を入れてくれそうな方々も思い浮かびましたし)。で、ちょっと名前がお気に召しませんので、改めて「あおぞら園メーメー会」として発足した次第です。ちなみにメーメーはイエス様に導かれる子ひつじちゃんの鳴き声、そしてタイ語のメー(お母さん)をかけている言葉で、このブログにも使っておりますが、結構お気に入りの言葉ですのでよろしく。あ、ちなみにお父さんはポーです。ポーが入っていなくてごめんなさいね。公立だったらクレームが来そうですが、ま、公立ではないので大目に見てくださいませ。

で、その「あおぞら園メーメー会」、見切り発車で果たして誰か入ってくれるものやらどうやら・・・と思っていたのですが、今日、N瀬さんに聞いたところによるとほとんどの方がお名前を入れてもいいと言ってくださっているとか・・・感激ですぅー。ありがとうございます。うん、でも、私のためではなくて、子どもたちに安心して暮らせる自然、社会を遺したいというのが基本ですから、みんなで子どものためにならないようなことにはシッカリNO!と言える「自由」な会でありたいと思っています。まずは原発のことですが、最近はこのどさくさにまぎれて遺伝子組み換え食品の規制緩和が着々と進められていたり、、、ヨーロッパ、ロシアでは続々、電磁波の子どもへの悪影響の論文が発表されたりしています。怖いのは放射能だけではありません・・・。が火急の問題としては原発の問題について、幼児教育機関として、母親として、声をあげていかなけばならないと感じています。子どもたちとはあくまで穏やかに楽しく、しかしできることはやっていきたいと思っています。一緒にがんばりましょうね。

そんなに皆さんが賛同してくださると思っていなかったことや、急にところてん式にできた即席有志会だったこともあり、今、どのような方向性で、実際、何をするのか?ということは、ほぼ白紙です。もう少し案を練って文書にしたいと思いますので、今しばらくお待ちくださいませ。

あ、ご承知とは思いますが、この会は自由参加でありまして、子どもの活動とは関係がありません。園児の親としてこの会には入っておかなければならないのではないか? とか、先生に何か思われる? とか、子どもが不利になる? とかいうことは一切ありませんので、今一度ご確認くださいね。こういうことを書かなければならないという事自体、レベルが低いというか、情けないのですが、私も我娘たちの幼稚園、学校などなどでいろいろいろいろあって、このようなことを懸念する保護者や、実際、そのような行為に出る教師が現実に存在するということを目の当たりにしてきましたので、あえて書く次第です。そんなことを考えておられるお母様はおられないと重々承知のつもりではありますが・・・念のため。

では、明日の製茶がうまくいきますように。共にお祈りくださいませ。

2011年5月18日水曜日

園庭開放

今年度初の園庭開放でしたね。たくさんの在園のお母様方にご協力いただきまして今年度も開くことができましたこと、感謝です。例年に比べて参加人数が少なかったという事で、もう少しがんばらねばなりません。。。とはいえ来年度ゼロ人でも開けるなーなんて、相変わらず危機意識の薄い余裕シャクシャクの私♡ いやいや人数の関係もありますし、もっとがんばらねばなりませんな。ファイトーオー!!!

今日は、みなさんにもっときちんとお礼を申し上げねばならなかったところ、ちょっとまた頭痛が激しく失礼いたしました。なぜか2,3か月に一回くらいの割合で激しい頭痛が襲ってきます。今日も水曜午後のハッピーアワーだったのに12時から5時まで激しく苦しんでいました。天窓の太陽は眩しく頭は割れそうで、ホメオパシーなんか全然効かず、最後にはついに頭痛薬に手を出してしまいました。ふう。いやだなあ。。。通常量の半分だったけれど効果てきめん、これまた怖いことです(おかげでメーメー書いてます。これなら早く飲んどけば良かったよ、とほほ)。

今日の畑は、まず昨年度植えつけたイチゴをとって食べ、スナップエンドウをとって食べ、落ちてるさくらんぼ(他所の)をとって食べ・・・、食べてばっかりではないか! いえいえ、白菜の植えつけをしてきました。空は高く青く、おひさまはポカポカ、気持ちよかったです。幸せですね。

しかしどんな時も何をしても放射能のことは頭から離れず、こんな何気ないひと時さえ奪われてしまった福島の子どもたちのことを想い、暗い気持ちになってしまいます。・・・まー、でも神戸、香川に到達した時間とかもネットでは流れていたので、京都が免れてるってわけじゃあないとは思いますけれどね。

東日本の方々のことを思うと何をするにも申し訳なく・・・という気持ちはありますが、しかし私たち大人はともかく、子ども達には微量といえども避けられるものはなるべく避けてゆきたいという気持ちに変わりはありません。放射能はみんなで浴びれば怖くない・・・といったたぐいのものではありません。しきい値はありませんのでお忘れなく。

さて先日は、Iちゃんの高校クラス委員のための13時終わり、ご協力いただきましてありがとうございました。13時半からだったので、子どもたちの降園よりも早く「衣装」のまま、駆け付けた私。・・・ちょっと浮いてる???感。。。決めなければならないのは、どうやら「春の親睦会」の日程と会場みたいでした。私の周りは高1のお母様方。みんな何か美しくないですか??? 木津川市立T小学校の保護者会とは大違い。。。ジーンズなんかはいてる人は一人もいません。スーツとは言わないまでもタイトスカート風・・・です。親睦会の予算は4000~4500円。ひぇー、マジっすか???そんなお金があれば浪江町に寄付したいよーって感じです。会場はホテルオークラ、ホテルプリンセス京都、リーがロイヤル???ですかあーーー。しかも、「あそこは前にディナーに行った時、今いちやったわー」とか、「あ、プリンセスやったら支配人知ってるから、ちょっと聞いてみるー」とか「あそこの中華は結構よかった」とか・・・。もしかして私、場違い?感。。。ホテルのディナーなんか、実家に帰った時しか行ったことないぜ!の我が家なのに。。。とにかくおとなしく座ってソソウしないように気をつけていました。皆様は5000円近くの下見に行かれるとか・・・申し訳ありませんがよろしくお願いしますって感じです。浪江町に寄付でも致します。・・・ただ、やはりE組の代表なので当日までお願いするということは難しい状況で、本当に大変申し訳ないのですが、6月28日(火)も臨時休園させていただきたく、お願い申し上げる次第です。ごめんなさい。代わりと言っては何ですが、あまりに保育時間が短くなるのも残念なので、翌日29日(水)は、14時終わりにしたいと思います。お弁当をお持ちくださいませ。また直前にお知らせいたします。

あともう一点、恒例の茶摘みですが、来週25日(水)に行います。12時に帰園することが難しいので、13時頃に帰園予定です。こちらもお弁当をお持ちください。13時終わりです。来週です、よろしくね。また翌26日(木)は、本来「パン作り」の日課ですが、製茶をしたいと思いますので、日課変更いたします。よろしくご理解くださいませ。

ではでは、明日は「にじみ絵」です。美しい色彩が降りてきますように。

2011年5月11日水曜日

緑うるわし五月・・・

五月、さわやかに新緑もえる五月・・・ですが、今ひとつ心晴れ晴れしない日本ですね。仕方ないです。いまだ避難生活を送っている方もおられますし、原発も全く進展せず悪いニュースばかりが入ってきすから。ちなみに今日は二号機と四号機プールで再臨界というニュースがアメリカから入ってきています。何で海外のニュースで自国のことを調べなければならないのかと腹立たしいですが、この国のマスコミは見ての通りの政府と東電のスポークスマンなので、仕方ありません。

今日は昨日からの雨で畑には行けず、園の屋根の下でトウモロコシのタネをまきました。みんな「トウモロコシ大好き~~~」と楽しそうに、またふざけすぎて私に叱られつつ、ポットに土を入れ、種をまき、また土をやわらかくかぶせ・・・というのを繰り返しました。その後はおにぎりを食べて、お部屋遊びをしました。よく遊びますねえーーーー。感心します。うらやましいくらいです。とにかくいくらでも遊びを思いつくっていうのが、うちの子たちの自慢です。うふふ。

今日は震災から2か月ということで、京都の関電前で反対運動を槌田先生がなさるらしく、Kちゃんに誘ってもらってたんだけど、太陽光発電の見積もりの結果が出たというので自宅待機。で、さっきやってきた大阪ガス販売店の男の子?言っちゃあ悪いけど、何にも知らん。何じゃこりゃ???って感じです。太陽光発電の各社の変換効率や、売電の法律改正の動き、エネファームの歴史、企業や国の取り組み、今後の見通し、蓄電システムの現在の動きなどなど、はっきり言って何にも知らん!一体全体何しに来たん???って感じです。全部教えてあげたかったよーーー。挙句の果てに「すみません。僕入ってまだ5か月なんですよーーー」だって。知るかよ!あーあ、水曜日の午後って私のささやかなhappyhourなんだよねーーー。仕事がなくて子どももいない♡なのに太陽光発電のために待っていたのにこの有様、許さんぜ!・・・でも、ご承知のように気が弱い私、「いえいえいえいえ、いいんですよぉーーー、また自分で読んで勉強させていただきますから資料だけでもいただいておきますね♡」と言って帰っていただきました。二度と来るんじゃねえ!って内心思ったけどね。ふぅー。

原発に頼らない生活、関電にお金を払わない生活にはお金がかかりますね。大学時代は自分で暮らすようになったら絶対、太陽光発電にしよう!と決意していたのに、結婚したら明石学園の寮生活、明石をやめたら極貧生活・・・、そのうち変換効率も上がるのではないか・・・、値段も下がるのではないか・・・・なーんて思っているうちに、原発爆発・・・いよいよ意を決して見積もりに動いた私です。関電なんか昔から大嫌い!EO光なんか絶対するもんか!って、うちはフレッツ光です(あ、EO光の人いたらゴメン)。蓄電池も思い切り買って、関電からおさらばしたいけど、あまりに高い・・・。早く、送電線開放しろよーーーって叫んでいます。

そのあと、国会議員の事務所に「福島県の子どもの20ミリシーベルトを撤回してほしい」ということと、「原発作業員の被ばく量の上限撤廃をしないよう」お願いの電話。もう私、この世で一番嫌いなのが電話なんですよねーーー。電話なんかなくなったらいいって心底思ってる人間なのですが、この際仕方がありません。勇気振り絞って電話。疲れました~~~。お願い、国の指示なんか待たず、山下俊一なんか信じないで、福島の人逃げて!

さて、でも浜岡原発の停止や、昨日の首相会見など、政府は思ったほど悪い感じではありませんね。まー、浜岡停止は、「横須賀基地が使えなくなるから」というアメリカからの圧力があったとのことで、さもありなん、そうでもないと動かないと知っていたよ!って感じですが、とはいえ、菅さんがんばってるやん!と、とりあえず自民党よりはマシだろっと応援しています。とりあえずこの調子でがんばってくれ!

それにしても浜岡停止でもほとんど全く心配のない中部電力の電力供給・・・にもかかわらず出てくる報道は「地元、企業に不安広がる」そればかり。めちゃくちゃ喜んでいる国民の声なんか全く全くとりあげないマスゴミ・・・本当にサイテー。自分の会社がつぶれなければいいだよね。社のための報道なんだ。そんなの見るほうもバカだとは思うけど・・・どちらも救いようがありません(いや、私も含めてですよ)。・・・でも、ここにきてやはり各社、原発に対する論調にズレが顕著になってきましたね。A戦犯日本原子力の父、正力松太郎ひきいる読売はやはり、原発反対とは言わないねーーー。経済産業界なしには存続できない産経、日経も言わないねー。で毎日が結構がんばってるんだよねー。ごくろうさん。大手の新聞はどれも好きじゃないけど、比較的、社による強制が少なそうで風通しがマシに感じる毎日が私は消去法的に好きです(もうすぐつぶれそうだし)。で、今回も良い記事が多くて、応援中です。がんばれ!(ちなみに朝日は物事をとらえる視点、角度が決まっていて、記事の匂いも、スノッブなところもキライ)

いやいや、またつい過激になってしまった?幼稚園は楽しくやってるから安心して♡
原発学習会のほうは、レジュメもできたので、3人くらい集まったらまた出張学習会もお受けしてまーす。また声をかけてね♡まだまだ書けますが、夕食の支度をしないといけないので終わります。ではまた。

2011年5月2日月曜日

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークに入りましたね。皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
毎年、四月は結構大変で、ゴールデンウィークって砂漠のオアシス的にうれしいのですけれど、今年はもともとウツ気味だっだせいか、今年の新入園児さんのおかげか、何んとなーくゴールデンウィークに入ったという感じです。それでもやっぱりお休みって何となくうれしいもので、のんびり過ごさせていただいています。とはいえ、こういう状況では、あんまり遊びにいく気にはなれません。世の中では「経済が回らない」とかで、やたらとお金を遣え遣え、と大合唱ですが、そう言われましても、まだ避難しておられる方々や、放射能におびえている東日本の方々のことを思うと、遊びに行っても全然楽しくありませんし、何かそう言われるとますますお金を遣いたくなくなるあまのじゃくな私です。

さて、ご要望にお応えいたしまして僭越ながら29日に「あおぞら原発学習会」を開かせていただきましたー。あおぞらのお母様方、お詳しい方が多いので私なんかが話をするのもどうかと思われましたが、一応、私の思いつくままに原子力発電にまつわる問題点を提起しつつ、みんなで雑談も加えながら2時間ほど、分かち合いの時間を持つことができました。感謝です。別に、あおぞらで社会運動をしたいと思っているわけではないのですが、対子どもではなく、大人たちは現代の社会問題に敏感であるべきだし、無関心でいてはいけないと思っているので、原発はじめ、いろんな問題にも思考、発信をしてゆけたらと考えてゆけたらと思っています。

ではでは、このごろ思う事・・・。part2

福島県で年間20ミリシーベルトの上限が子どもたちにも適用されています。今の反原発運動は、まずこの問題の解決に力が注がれていますね。年間20ミリシーベルトというのは本当に失神しそうな値です。従来の1ミリシーベルトでさえ、高いと言われていたのに一気に20倍、しかも大人より4,5倍、放射線感度が高いと言われている子どもにです(ちなみに女児は男児の2倍らしい)。そこで毎日、子どもたちが空気を吸い、土埃にまみれているかと思うと本当に頭がクラクラしてきます。多くの反原発の団体が、文科省、安全委員会に交渉に行っていますが、その対応たるや・・・これも失神しそうな役人たちです。こんな人間がこんなずさんなあり方で、私たちの命の値を決めているなんて・・・。お先真っ暗って感じです。

原発作業員の上限撤廃が検討されているそうです。福島で上限まで使い果たしてしまうと、残りの原発で働く人間がいなくなり原発を稼働させ続けられないから・・・という理由です。もういいです。誰かの命を削ってまでたった3割の電気なんていりません。今すぐ全部止めてくれて結構。みんなで声をあげましょう!

それにしても・・・、福島原発の事故で各国、運転停止や反原発デモが行われている中、当事国の日本ではいまだに「世界一危険」といわれている浜岡原発さえ止められていないというこの現実・・・。どうなっているのでしょうか??? 各地でデモも行われていますが(マスコミはスルーですが)、よくて数千人単位・・・。私たち庶民がどれほどがなりたてても、電力会社も官僚も学者も屁とも思っちゃいないです。なめとる!なめとる!!!なめんじゃねえ!!!(あ、失礼byとも子せんせい♡おほほ♡) 

今日、28日の文科省との交渉をネットでみていたら、あおぞらの顧問(了解とってません。勝手に言ってるだけ)お母さんの姿が・・・。今日の参議院会館での文科省などとの交渉現場からはあおぞらOB母のメールが・・・。みんながんばってますねーーー。勇気もらえますね。

話は戻りますが、どうしてこんなにこの国では、社会運動というが盛り上がらないのでしょうか? 何といいますか、自分の意見を主張すること、自分の立ち位置を明らかにすること・・・をとても恐れる傾向かあるように感じられます。とりわけ政治的なこと、宗教的なこと。。。自分に色がつくのが怖いみたいてす。何でなんでしょうか??? まー、国家としては中国と似たり寄ったりのレベルということが今回明らかになったとはいえ、中国や北朝鮮のように、反政府でしょっぴかれたり処刑されるというところまでは行っていません。ロシアのように毒殺される危険性もないでしょう(ま、毒殺されるほどの価値、影響力を持てれば意味のある人生かもしれませんが)。なのになんで怖いかな?って私は思います。

例えば宗教に関しても「キリスト教」の学校に行くことは、何かセレブチックな雰囲気があります。が、しかし、子どもが受洗するといえば反対する親は多いのではないでしょうか? キリスト教的なものに関わるのは好きだけと、クリスチャンになるのは拒否・・・。いや、キリスト教に魅力がないのかもしれませんが、政治にしても、「無党派」などというと何だかカッコいいような受け入れられかたをするのは何でなのかなあって思います。

まー、前からこの疑問は私にとっては大きかったのですが、今回また何でなのかな?何でなのかな?って考えていて、行きつくところやはり「教育」なのかなあ・・・って・・・思います。つまり、日本の教育では個人が個性を出す・・・ということをしようとすると、不利になるようなシステムになっているのではないか???
ということです。出る杭は打たれる・・・ではないですが、個性を殺して目立たないことが快適に生きる道・・ということを子どもたちは12年かけて徹底的に体に叩き込まれるのではないか???ということです。もちろん学校だけの問題ではなくて、親だって、阻止に回ること多いですよね。子どものためとかって言って(例えば、子どもが左翼的な政治活動を始めたら、すぐに心から応援できますか?右翼的でもいいけど)。

わかっていたことではあるのですが、最近、私学の高校に進んだ長女のIちゃんが、自分の行った学校が何しろ「校則」と言われるものが一切ない・・・という学校なので、公立高校に行ったお友達が、全く意味のない校則にがんじがらめになっている姿を見て、「何か、意味のない規則・・・多すぎ」とボヤいておりまして・・またまたそのことに思い至っているわけでございます。いや、別にIちゃん学校がその他の面においても優れている・・・とかは思わないのですが、子ども時代に「自由」を与えるのは、とても大切なことなのではないかと感じています。そして「自由」とともに「責任」「義務」が表裏一体のものである・・・ということも学校時代に教えるということは言うまでもありません。最終的には大人が、親が責任をとってくれる・・・という状況の中で、自分の行動には自分で責任をとる・・・という経験的学びの訓練を積んでゆくことはとても大切なことなのではないかと思います。

何の話だっけ? そうそう、で、私もIちゃんの中学時代の友達が、軍隊みたいに「前にならえの手は肩以上」とか「休めの手は、後ろで腰のところ」とか、「何チャラするときは60度」とか「右向くときは1,2」とか・・・。学校には一切私物を置いてはいけないとか(これって盗難時の責任逃れ??? みんな毎回、体育館シューズまで持って帰ってるらしい)・・・聞いてるだけで頭痛くなってきて・・・思わず「それじゃぁ、原発反対するって子どもも育たんわな・・・」とため息ついてしまいます。

国家の財産=子どもを愚民に育て上げること・・・それが日本政府の究極の願いみたいです。でも、こんな政府じゃあ、愚民の前に命だって危ういです(20ミリシーベルトだぜ!)。子どもを国家にゆだねるのはやめよう!「自由」な子どもを育てよう!何より「自由」な姿で自分が立とう!!!

ご静聴ありがとうございました。。。ではまた。おやすみ♡