2009年6月29日月曜日

やっと降りましたね。

やっと雨が降りましたね。いや、雨はもちろん、あおぞらの日課を遂行するという上においては、ないほうがよいのですが、でも雨のお散歩も私、結構好きです。何といってもレインコート姿の子どもはかわいいですし、雨の中を歩くというのは、なかなか楽しいものです。

子ども達も雨が降ると折り紙が解禁になるので、「お外遊び行くの~~~???」と聞いてきます。。。で、私も実は雨がザーザー降っていると、ちょびっとは「面倒くさいな~~」って内心は思ったりするわけです。レインコート出して、着せて、長靴履かせて、水たまりに入りたがる子ども達を適度に抑えつつ・・・帰ってきて、レインコート脱がせて、干して、翌朝、袋に入れる(これが結構メンドイ!)。

なのですが・・・なのですが、実はお外遊びに行かずにお部屋で過ごしたとしたら、やっぱり日々のリズムが狂うのか、子ども達の本性に合っていないのか、子ども達、午後には何とはなしにむずかり始めます。むずかるといっても、あおぞらの良い子たちのこと、ギャーギャーと仰向けになって足をバタバタさせるようなことはありえないのですが、やはり気持ちがイライラすると、ちょっと意地悪なことお隣の子に言ってみたり、ワァ~~~ってお部屋で走りまわってみたり・・・子ども達にとっても私にとっても、しんどいお部屋状況になってしまいます。

そんなこんなが私も経験上、分かっているので、多少の雨なら必ずお外には出るようにしています。上述の面倒くささというのは大体が手間暇の問題なのであって、心理的な負担ではなく、そんなことは仕事として当然しなければならないことだし(そもそも大した手間でもないですが)後々のお部屋状況を考えると、その手間のほうがよほど楽ちんなことはご想像の通りです。

あの、雨の時のお外遊びにJ君お母さんがいつも感謝してくださるので、弁解をこめて書いてみました。お心遣いありがとうございます。でも、さっきも書いたけど、レインコート姿もかわいいし、いつもとは違う状況ではしゃぐ子ども達もかわいいのですよ。


全然、話は変わるのですが、さっき新聞を読んでいたら、本の広告で(書評は読まないのですが、広告はイヤでも目に入る!)『どんな人とも会話がとまらず話せる本』というのがありました。興味深いですねーーー。ちなみにその前のは『どんな人とも10秒でうちとけて話せる本』というのです。以下の悩みを抱えている人向きなのだそうです。*あがりやすい*話すことがみつからない*話が盛り上がらない*沈黙が怖い・・・。いや、まさしく私のことではないか!!!

話がうまい人っていますよね~~~。そういう人って本当にうらやましいです。私は基本的には2人か、多くても4人くらいまでの人数でないと口を開くことがあまりありません(だから会議なんていうと、ほとんど貝さん状態です)。また少人数でも、いつも「こんな話は相手にとって興味がないのではないか?」とか、「的外れな提案なのではないか?」とか、「自分の話に偏っているのではないか?」とか、いろいろいろいろ考えてしまって、よほど親しい人でないと口を開くことがなかなかできません。でも、沈黙になったらまた背中に汗が流れるので余計に焦って、余計に話題が見つかりません。本当に困ったものです。

うちの家族は3名さまが、あまりしゃべらなくて、次女のMちゃんがだいたい一人でしゃべっているのですが、Mちゃんを見ていると、何でもかんでも自分の話題に持っていくので、すごい度胸だなあと感心します。こんな話題は皆様にとって興味深くないのではないか?なんてことは考えたことがないみたいです。まあでも、話題なんていつもいつも深刻なわけではないので、しゃべってくれたほうがいいし、私もそうなりたいと思うのですが、これだけは本当になかなか克服できません。

いやまあ、そういうわけで、この本に目が行ってしまったわけです。図書館にリクエストしてみようかな~~~???そういえば、先日も「どうしてあの人は人前で話すのがうまいのか(だったと思う)」という本を広告で見て(これから始まる「あおぞら説明会」のために)、山城図書館から宇治図書館に頼んで借りてもらったのですが、有体に言って、そこまでしてもらってまで読むほどの価値のない本だったんですよね~~~。こういうHow to物って、どうなんでしょうね?

いやいや、またまたくだらないことを書いてしまいました。皆さんは話題も豊富だし、そんな悩みはないのでしょうね。また秘訣があったら教えてくださいませ。(Mちゃん観察していると、ただ思ったことを相手の意向を考慮せず口に出す!ってだけのような気もしますけれどね。ははは)

明日も雨模様ですね。雨も楽しみたいと思います。キュウリも曲がらずに大きくなるし、良いこともあります。めぐみの雨に感謝です。

ではまた。

2009年6月28日日曜日

ご家庭訪問

今って梅雨ですよね???確か・・・。というような気候が続いていますねーーー。おかげで土日、布団やシーツを思いきり洗濯、総入れ替えしました~~~。暑かったですねーーー。

昨日は、ブラブラおうち掃除と、シーツ洗濯、布団干しをしていたのですが、今日は一転、次女のMちゃんが陸上の日清カップという大会のリレーに出るとかいうので、5時起きでお弁当作り・・・その後は電車で西京極陸上競技場まで応援?観戦?に行ってきました。土日はお肌にお休みさせてあげたいのですが、今日も炎天下に一日中座っていることになってしまいました。いや~~~暑かったです。

このリレーチーム、田舎の小学校の即席チームで、半年前に突如結成されたのですが、作ってくれた先生が4月には転勤になってしまい、「先生、それって・・・ちょっと無責任なんじゃ???」と言いたいところですが、どうしようもなく、しかたなく鬼頭さん(Mちゃんのお父さんですが)がコーチを引き受けることになってしまい、即席練習を毎土曜日に重ねていました。別に自慢ではないのですが(私のことではないし)鬼頭さんという人、運動は何でもこなしてしまう人で、指導相手がいなければ一人で走っていますが、子どもの指導者がいなかったりすると、何でも教えてしまいます。陸上はもちろん野球、テニス、水泳、サッカーなどなど。すごいですねーーー。というわけで、即席チームもなかなかよいタイムが出て、子ども達ノリノリでいい経験になりました(いや、でも予選落ちしたのですけれどね)。

さて、あおぞらでは、1学期も終業の日が視界に入ってまいりまして、ただいま家庭訪問、面談実施中です。家庭訪問っておもしろいです。家庭訪問すると子どもがとてもうれしそうですし、また、家庭訪問した後は、子どもからおうちの話を聞いても、「あーあー、あそこね」と想像も容易にできたりして、子どもとの距離がとても近しく感じられるようにもなり信頼関係が深まります。

先週、金曜日にお邪魔したご家庭では、何と2時間もの長居をしてしまい、家庭訪問してるんだか遊びに行ってるんだか分らない状態でした。10分間でお茶も禁止されている公立の先生の家庭訪問とは大違いです。もちろん、出されたものはいただきますしね。うふふ。

そういうわけで、まだ家庭訪問をしていないご家庭には、お気遣いさせて申し訳ありませんが、よろしくお願いします。あの、別に片づけてくれなくても構いません。もちろんお茶のお気遣いも必要ありません。小さい子どものいる家庭が片付いているというのも、不思議なことですしね。。。

1学期も残り少なくなってきました。大変なこともあったのですが、何となく例年より早く過ぎたように感じています。土日はゆっくり休まなければいけないのですが、金曜日夜には友人が突然11時過ぎに遊びに?来て、夜中の3時過ぎまで話をしてしまい、本日は5時起きで寝不足気味の私・・・。来週もこの暑さに負けないで頑張れますように今から休みたいと思います。

あの、蛇足なのですが、私、今年度は子どもの学校の役員がいっぱい当たっていて、先週は会議が目白押しだったのですが、いや、皆さんいろいろあるんですねーーー。プライベートなことなので詳しくは書けないのですが、みんないろいろ抱えているんだなあと考えさせられることが多い1週間でした。

かくいう私は、今のところですが、子どもも健やかに育っているし、両親の介護もないし、病気も大きなものはないし・・・、まだまだ働かせてもらえる恵みを受けているのだということを改めて感じた次第です。ま、私にできることなんてそんなにないのですが、とりあえずは「あおぞら」で、神のしもべとしての働きができますように祈りたいと思います。

皆様のご家庭にも、主の平安がありますように。                 
インマヌエル・アーメン

2009年6月22日月曜日

梅雨のお散歩。。。

暑いですねぇ~~~。暑いだけならまだしも、この蒸し暑さ、何とかならないでしょうか???

今朝は、山城地方、ものすごい雷鳴と雨で、四時半ごろから起こされてしまって、今日のあおぞらは?お散歩は?どうなるのかしら?と布団の中で心配していました・・・。が、園の始まるころには雨も大方上がってくれて、お散歩時間にはお日さまが顔をのぞかせ・・・やれやれ、レインコートを着ることはなさそう・・・と、安心したのも束の間、十分に潤った地面にお日さまが照りつけ、空気はモワモワ~~モワモワ~~~、その蒸し暑いこと蒸し暑いこと、お散歩中に窒息してしまいそうでした。子ども達も、途中で疲れ果てて、しんど~~い、のど渇いた~~、お腹すいた~~~と、ブーブー言っていて、結構大変なお散歩行程となりました。

私も小さい子の水筒持ったり、自分の傘も持っていたり、手もつながないといけなかったり・・・で、文字通り手いっぱい状態・・・、だったのですが、限界状態のⅠ君のこと、Kちゃんがおんぶして歩いてくれたり、年長Y君は、ついつい止まってしまうJ君を一生懸命つなぎとめて一緒に歩いてくれたり・・・と心温まる(体はこれ以上温まりたくないのですが)一コマもあり、良かったことでした。ありがとう、大きい組さんたち♡

お散歩はご存じと思いますが、田圃の畦道コースと、不動川堤防沿いコースの二つがあります。どちらも1キロ少々ではないかと思いますが、今日は田圃の畦道コースでした。いや、大人が歩けば15分もかからずに終わってしまいそうなこのコース、大体1時間かけて歩きます。田圃わきには用水路あり、ポンプあり、花畑あり、蓮の池(レンコン畑でしょうか?)あり、イチジク園あり・・・時折、京都と奈良を結ぶ30分に一本のJRローカル電車が踏切を鳴らし・・・そして何より、毎回毎回違う顔を見せてくれる田圃があり・・・と、見飽きることがありません。

とりわけ、動植物の活動が活発な初夏のこの時期は、用水路や田んぼにいろんな生き物がいて、なかなか前に進みません。ザリガニ、おたまじゃくし(少しずつ大きくなっていくのが本当にかわいらしくて楽しみ♡)、あめんぼう、たにし、メダカ、ふな、その他、名前のよくわからない生き物が本当にいろいろといます。また空を見れば、すずめやカラスだけでなく、しじゅうからやせきれい、さぎなど、かわいい鳥たちが舞っています。
子ども達とこんな道を歩き、遠くの単線の踏切をローカル電車が走ってゆくのを見ると、つくづくここは田舎なんだということを感じてしまいます。そして、こんな風に田舎の道を、なんだかんだ言いあいながら歩いているひと時は、子どもという存在にとって、良いことだと感じずにはいられません。「あおぞら園の魅力」なんていうと一体何を言えたものか?と、自問自答し、答えに窮しますが、この素朴な環境はやっぱり、私の力ではないけれど、あおぞらの魅力だと感じています。
ところで、こちらのお写真は先日の雨の日の農作業の日です。レインコート姿があまりに可愛くて隠し撮りしてしまいました。ごめんなさいね。現世に多くのものが残りすぎる・・・とか言わないで許してね。

こちらは、みんなが種をまいてくれたひまわり、美しく咲きました。ひまわりっていいですね。Mちゃんを思い出すところもまたよろし~ですーーー。
ではでは、今週も始まったばかりです。今週も、あおぞらのお部屋が神の祝福で満たされますように共にお祈りくださいませ。
インマヌエル・アーメン


2009年6月20日土曜日

園庭開放第2弾!

昨日、園庭開放の2回目が行われました。梅雨に入っておりますし、またまた雨なのではないか?という心配をよそに、太陽は容赦なく照りつけ暑い暑い中での開放日となりました。感謝です。


この園庭開放、在園のお母様方が企画、実行?してくださっているので、私としては、お部屋を整えてその辺をブラブラしているだけでよく、本当に気楽に参加させていただいています。何事によらず、「参加する側にいる」ということのありがたさを感じる毎日です。とはいえ、先日の開放日はひどい頭痛で、参加せずに失礼させていただき、申し訳ありませんでした。昨日は、そのようなこともなく、先週同様M子先生のヘルプもあってか、元気にブラブラ参加をさせていただいた次第です。


でも、新しくいらっしゃった方とはあまりお話できなかったのですが、、、またまた可愛い卒園児が一人来てくれたので、無理やり膝の上に座らせて、あれやこれやと話しかけてしまいました(ほとんどこちらが相手してもらっている状態です・・・)。それはともかく、初めてお名前をお見かけする方もおられて、とてもうれしく感じています。一度、御縁があった方は、どのような形であれ(お子様が入園するしないにかかわらず)、その後、あおぞらのことを心に留めてくださって支えてくださることが多く、園庭開放も募集活動の一環として始めてくださったことではありますが、あおぞらが、開かれた園であることの象徴的なイベントとなれば幸いだと感じています。お母さま方、お忙しい中、本当にありがとうございました。



さて、今週もあおぞらは、とても平和な1週間を送りました。子ども達、4月以来の環境の変化による揺れをそれぞれ克服しつつあるようで、がんばりの4月、エネルギー切れの5月を経て、本来の自分を出せるようになってきているように見えます。そんな中で、お互いがお互いを受け入れ合って(時にバトルしつつもあきらめ合って?ははは)、今年度のあおぞらのカラーが出てきたように思います。



私も4月、5月は新しく入った子ども達の気質をみることや、進級した子ども達も新しい環境(関係性)の中で、どのような新しい一面を見せてくれるのか?などなど手探りのことも多かったのですが、最近はそれぞれ大体のところは見えてきたようにも思いますし(もちろん園という特定の状況下におけるかれらの一面ということですが)、今年度、どのようなことを課題としつつ良い方向に歩んでゆけるか、というような一段階進んだ模索になってきたように思います。そういうわけで子ども達も楽しく過ごしていますし、この調子で夏まで、よい時間を過ごしてゆけたらと思います。ご家庭でもリズム正しく(とりわけ睡眠時間が直接的な影響を及ぼします)生活させてあげてくださいますようよろしくお願いいたします。

さてさて、先週一週間は私は村上春樹の新刊を読んで幸せに過ごしていたのですが、すぐに読み終えてしまい、またまた読む本がなくなってしまいました。しょんぼり。でも、基本的に村上春樹の本は、私にとっては物語の筋を追うというよりは、1頁1頁がとても大切で、彼の小説の世界の空気の中にいることで幸せな気持ちになれるので、読み終えてもまた何度も何度も読み返しています。でもこれまでのものはもう、本当に何度も何度も読み返して、英語で読み、タイ語で読み、しているので、新刊が出たということは喜ばしいことではあります。もちろん。

今回の小説はとても売れているそうで、そこここで書評やコメントが出ているので困りました。私は基本的に書評というものが苦手で、新聞でも雑誌でも村上春樹に限らずそういうものは全く読まない人です。何で読む本まで人に勧めてもらわないといけないんだよ?って思う。でも、世の中には書評とかって好きな人がいるみたいですよねーーー。だって読む人がいなければあんなにデカデカと新聞一面も取ったりしないよねえ?かくいう我が家にもそういう人、一人いるんですけどねーーー。そういう人って素直なんですかね?私が性格曲がっているのかな?ま、まっすぐでないことは確かですが・・・。

関係ないけど私、日本文学専攻なんですよねーーー。で、大学時代もいろいろ「研究」(の真似ごとみたいなもの)するんです。太宰の当時の日記によると(太宰が日記をつけてたのかどうか知りませんが、ま、たとえば!)どーちゃらこーちゃらなので、この『人間失格』のテーマは何ちゃらである!とかなんとか、「実証」してゆくんですよねーーー。そういうのってさあ・・・どうなんでしょう?って思ってしまう。別にどーでもいいじゃん!(突然東京の人!)って感じで、どうしても興味が持てませんでした。私が『人間失格』読んで、感動して、これがテーマだ!!と思ったら、それが私にとっての『人間失格』なのであって、太宰はそれで文句は言わないと思うしねえ・・・(私が作家だったら、作品の幅がますます広がってうれしいと思う)。作品って作家の手を離れたらそれは独立したものなんだから、読み手と作品の関係こそが大切なのだと思ったりします。それに作品研究にしろ、作家研究にしろ、作家が死んでからしかできないんですよねーーー。プライバシーのこともあるのかもしれないけれど、・・・結局「死人に口なし」かい?って感じたりもします。いや、これ、勉強できないもののひがみかもしれないんで、読み流してくれていいんですけどね。それで結局、日本文学研究は苦手なままで、卒論は日本語学に逃げてしまった私です。

そうそう、皆さんは卒論とかって何で書いたのですか?興味あります。また教えてくださいね。そんな話もしてみたいものです。いろんな人がいそうで興味津々!蛇足ですが、私、太宰はそんなに好きではありません。最近、太宰の名前をよく目にするので、書いてみただけです。念のため。

そうそう、それで今回の村上春樹の小説は(「も」かな?)、ドストエフスキーのことを思い出させる作品でした(何故か私の好きな人はドストエフスキーが好きな人が多い)。まだ一度しか読んでいないのでよくわかりませんけれど。それで心に残った一節。「説明しなくてはわからないということは、説明してもわからないということだ」でした。もともとこういう傾向が彼の作品には多かれ少なかれあるのですが、全くわたくしもそう感じさせられることが、年を追うごとに多くなっていっております。いや、深い意味はなく、そのままの意味ですが・・・。今回は結構、親切な小説な気がしましたが、「宗教」についても多く書かれており、またゆっくり読んでみたいと思います。いやいや・・・また、あおぞらとは全く全く関係のないことを書いてしまいました。お時間取らせました。

今週末、予定していたことがキャンセルになり、長女の期末試験がせまっていることもあり、何もすることがなくブラブラしています。ではそろそろ夕食準備にとりかかりたいと思いますので、この辺りで失礼いたします。

またコメントくださいね。励みになります♡ ではではまた。

2009年6月12日金曜日

あおぞらニュース

また無事に一週間が終わりました。梅雨入りし、雨も心配されましたが、お外遊びができないほどの大雨はなく、畑作業もでき、スムーズな一週間でした。感謝です。

さて、今日の大ニュースは、あおぞらにヘルプの先生が入ってくださったことでーす。一人で子ども達を見るのは大変ということは、自分自身も他の方からも言われていたことで、私も別に拒否していたわけではないのですが、いろんなことを考え合わせると、ついつい躊躇してしまって、何となく何となく今日まで来てしまった・・・という感じでした。

今年度が特別大変というわけでもないのですが、私が体調をくずしてしまったことや、お漏らしの後始末などの「手」が必要だなあと感じていたこと、偶然ですが、昨年度の卒園生のお母様のおひとりから「大変な時は声をかけてね。行ってあげるよ。」と言ってもらっていたこと・・・などが重なり、思い切ってお願いしてみました。

で、以前「できればお願~い」なんて言っていたのですが、朝に「今日行けるよ」とファックスをもらい、私も「じゃ、お願いしちゃおうかしら?」なんてノリで・・・、お母様方には事後報告になってしまったこと、申し訳ありませんです。私もいい加減な人間なのですが、彼女も結構のんびりした人で、こんな感じで急きょ本日入っていただくことになったわけです。あいすみません。

それにしても、子どもってスゴイですよねーーー。ホント、びっくりしました。今日は公園へ行く日だったので、とりあえずその時間から・・・ということで、出発前のおやつの時間に「今日は素敵なお客様が来てくれますよ~。Mちゃんのお母さんがお手伝いに来てくれます♡ M子(ちょっと彼女の了承を得ていないのでとりあえずこれで・・・)先生って呼んでくださいね。」と言っておきました。

でも、これまでの在園の子どもからすると、どっから見ても「Mちゃんのお母さん」なわけで、突然「M子先生と呼べ」と言われてもどうなのかなあ???と、ちょっぴり心配していました。ところがところが、何だか前々からの知り合いのように、誰もが「M子先生、M子先生」と取り囲んで、Sちゃんや、Kちゃんや、Y君(Mちゃんお母さんと呼んでいた子ども達)も、何のためらいもなく「M子先生」と呼び、その子ども達の柔軟性というか、素直さにびっくりしてしまった次第です。子どもって何の疑いもなく、私の言葉を信じ、従ってくれているのだということを改めて認識し、襟をただしてしまった次第です。

さて公園では、ついつい集団として離れてしまう空間の前と後ろにつき、ずいぶん安心感のある時間となりました。おしっこも2人あったけど、一度づつ連れてゆき、残った子ども達も見ていることができたし、間断なく飛んでくる「先生、見て」の声にも、2人で対応でき、よかったことでした。本日初対面のはずの3才K君は、M子先生のお手々独占で、こちらもよかったと思われます。

「M子先生は、お弁当食べて行ってくれるのか?」とみんなの心配は杞憂に終わり、お弁当も一緒に食べてくれて、お帰りの会の直前に帰られました。本当にありがとうございました。感謝感謝です。

というような1日だったのですが、今日はお帰り直前に、お部屋に突然、うんこ出現!という大事件があり、あおぞら有史以来のびっくり事件でした。お外にいる子ども達と話をしていたら、お部屋のほうから「せんせ~うんこ~~~」という声・・・。「うんこ???うんこってうんこ???」とぶらりお部屋をのぞいてみると、そこにはマサシクうんこが・・・・???「え~~~、ホンマにうんこ?いや、うんこだよねーーー」それはどっからどう見ても正真正銘立派な「うんこ」なのでした・・・。「え???いや、ちょっとみんな触らないで(触るわけないか!)」トイレットペーパー取ってくるから・・・」と大慌てでトイレットぺーパーを取りに行き、うんこを取って水ぶきして、やれやれ・・・と思いきや、「せんせ~、あそこにもあるよ~」「えーーー!!!」とまたまた繰り返し、「せんせ~あそこにもあるよ~~~」「え~~~」「せんせ~あそこにも~~~」「え~~~」と繰り返すこと、6,7回・・・。繰り返しつつ、ちょっと怪しい子どもを見ていると、何だかモゾモゾモゾモゾおしりを振って、ズボンのすそを揺すっているではないか!!!いや、危険!これ以上、お部屋でうんこは落とさないで~~~とトイレに連れてゆき、ズボンを下ろすと、ポトリポトリポトリポトリ、と次々にトイレの床に・・・。思わず「うんこが出たらお部屋に落とさずに、先生に言ってね!」と言ってしまいました。M子先生と二人、トイレの処理をしながらお着替え袋を取りに部屋に戻り・・・ズボンが入ってな~~~い!どーしよーーーとしていると、「僕のおカバンに入ってるで、ちゃんと探してよ」ってな発言・・・、子どもって・・・、と思いつつ、探すと本当にありまして、、、あったあった、ありがと~~~ってなわけで、事なきを得た次第でした。いや~~~、一つ目はともかく、6、7つ目には、どこまで続くのかと焦りました。

ま、でも考え直してみれば、「うんこ」と言えずに出てしまって、お母さんもいなくてどうしようもなく、彼も困っていたのだと思うと、お気の毒にもなり、今後はびっくりせずに対応するようにしたいと反省しておる次第です。

ん、、、しかし・・・、他児からの「誰やったん???誰やったん???~君?~君やったん???」という容赦ない質問攻めも全く意に介さず、あまり関連のない話題が次から次とでてくる彼・・・大物なんだか、ノーテンキなんだか・・・でも、気にしてイジイジしちゃうよりはずっとずっとよかったんですけれどね。でも、どちらかってーと、、うんこのないお部屋のほうが私は好きです。ははは。

いやいや、このような1週間も無事、終わりました。しばし家族と過ごさせていただきたいと思います。皆様もよい週末をお過ごしくださいませ。

インマヌエル・アーメン♡

2009年6月9日火曜日

授業参観

先週今週と、昨年度の卒園児たちの小学校に授業参観に行ってきました。
今、そういうのがあるんですよねー。幼保小連絡会とかいって・・・。

「あおぞら」では、字も数字も、その他、知的な活動の一切について「小学校までのお楽しみにしましょうね」と、封印されていた彼ら、彼女ら・・・。

学校でどんなふうに過ごしているのだろうかと、ちょっぴりドキドキ、でも彼らの力を信じられるので、ワクワクもしながら、行ってきました。

あおぞらの子ども達みーんな、先生が話をする時には、まっすぐに前を向いて、一生懸命に聞こう理解しよう!という「気」に満ち溢れており、本当に感動しました。もちろん、これは「あおぞら」のおかげなんかではなくて、ご家庭や、彼らの生まれ持った力だとはわかっているものの、やはり3年間、毎日毎日お付き合いした彼らの凛々しい姿、感動を覚えました。

「あおぞら」でも「聞く」ということ、とても大切にしています。静けさの中で、いろんなお話を、想像力を働かせながら「聞く」ということ、それはこれから生きていく上で、とても大切な力になると信じているからです。

彼らの一生懸命の姿は、その「聞く」力が確かに育まれていること、そして、勉強に対する姿勢は、勉強したくってしたくって、でも「我慢」させられていた力が一気に解き放たれたかのようにも見えました。

字を書くことを教えなくても、興味があれば子どもは字を覚えてしまいます。そして「あおぞら」でも、先生に言いたくて仕方なかったのに、穏やかな微笑みのうちにいつも流されてしまう(流すほうも辛いのですが・・・念のため)・・・・。そんな毎日だったので、今日はいっぱいいっぱい褒めてあげてきました(シュタイナーでは「ほめる」ということに対しても慎重であらねばならないのですが・・・ま、今日は無礼講ってことで・・・ははは)。

そういうわけで、2日間、降園時間も早くて、在園の皆様にはご不便もおかけして申し訳なかったのですが、担任の先生のお話も聞けて、とてもよい1日となりました。また詳しくはお声をかけてくださいね。今回、見せてもらってきた子ども達に関しては、「優等生」的に過ごしている(いや、別に優等生がよいというわけでもないのですが・・・)ということをご報告いたしまして、お詫びに代えさせていただきます。

ではでは、また明日からリズムよく過ごしてゆきたいと思っています。・・・ので、ご家庭のほうの生活もよろしくお願いいたしまーす♡

2009年6月3日水曜日

あおぞら写真館

こんにちは。


あおぞらでは、基本的に写真を撮ることはないのですが、あまりに美しかったり、可愛かったりすると、子ども達に隠れて、ひそかに写真を撮ってしまったりする私です。



最近、春の味覚で、畑から豆がたくさん届いていました。

豆って、バーっと出来て、すぐに終わってしまうのですが、本当に春を感じます。

ちょっと遅くなってしまったのですが(写真をアップするのって、私的には大変なので)、みんなが大好きな「そらまめくんのベッド」です。



お次は、グリンピースの兄弟の豆ごはんです。食べる前は、ほとんどの子が「豆ごはんきらーーーい」と言っていて、せっかく炊いたのにな~~~と残念だったのですが、食べ終わってから「おいしかったから、好きになった~」と言ってくれる子も何人もいて、うれしかったです。グリンピースはポタージュも大好評でした。



こちらは、3才になったばかりのHちゃんの絵です。すごくかわいいので「ちょうだい」と何度もアプローチしたのですが、「ママにあげるの」と、絶対くれませんでした。密かに持ち出し、撮影してしまいました。

ちょっと見にくいのですが、真ん中の四角い顔四つが、「パパとママとパパとママ」らしくて、右側のハートっぽいのがウサギさんで、「ウサギをつれたHちゃん」と「ウサギをつれたSちゃん(お姉ちゃんです)」と、「ウサギを連れたHちゃん」と「ウサギをつれたSちゃん」だそうです。ハートのウサギを妙にカワイイのです。




こちらは先日のにじみ絵です。本人は特に意識してしなかったと思うのですが、青い人が黄色い人を包み込んでいるように見えて、撮影してしまいました。にじみ絵って、出来上がってから思いもよらない絵が浮かび上がることがあって、とってもステキです。




もうすぐ梅雨ですね。あおぞらでは、もちろん雨でもお外遊びがありまーす。先日もレインコートを着て、庭で傘を並べて、おうち(テント?)をみんなで協力しあって作っていました。傘がドロドロになっていたけれど・・・・お母様たち、ごめんなさいね。でも、とっても楽しそうだったので、許してね。