2009年2月24日火曜日

 心身ともにバタバタと過ごしてしまった先週一週間を過ぎて、今週は健康で落ち着いて始められたことに感謝です。インフルエンザもピークを過ぎたみたいですね。しかし、「あおぞら」では、卒園までの日数も数えるほどになっているというのに、一人お休みが続いています。1日も早く癒されて、1日でも多く園に来てくれますようにお祈りいたします。

 先週は気持ち的にも落ち着いていなくて書けなかったのですが、伯母は長く肺がんで闘病生活をしており、この3年間、いろんなことを考えさせられました。自分の親なら「抗がん剤」について、もっと慎重であったと思うのですが、親戚であり、父も次男であることから私などが意見することもできず・・・でも本当にいろんなことを考えさせられました。・・・まあ、私などは離れていることもあり、そんなにしばしばお見舞いに行ったというわけでもないので、エラソーなことはいえないのだけれど・・・。でも、闘病、介護、終末期医療、がんとどのように向き合って生きるのか、死に向かうのか、・・・葬儀の在り方・・・いろんなことを考えさせられました。また機会があれば、書きたいと思います。

 そんなこんなを経験したこともあったり、子ども達が日に日に自立していくのを感じることもあったりで、 これからの人生をどう生きるのか?ということを最近よく考えたりします。子育て中は、いろんなことに忙しく、また必死であったりもするので、そういうことを考える余裕が心にも時間にもなく、それはそれでいいことなのかもしれないですね。どう生きるか?ということは、とりもなおさず「いかに死ぬか?」と繋がっていることだと思います。難しい問題です。

 さてさて「子育て」といえば昨日、小学校から「子育て支援」のアンケート回ってきました。今日、やっていたんだけど・・・「何だかな~~~~~~」って感じです。要するに行政として「子育て支援」をどのような方向性に持ってゆくか?ということを考える元にしようとしているのだと思うのだけれど・・・、何かズレてるような気がしてなりませんでした。要するに「子育て支援」って「子育て」を行政がいかに肩代わりするか?という「子育て外注」案作成のような気がするのですよねーーー。つまりお母さんのニーズをくみ取って、それに対応してゆこうという、誠にもってプラグマティックなあり方なのですよね・・・。まあもちろん、行政というのはいまや「サービス」だそうですから、納税者のニーズに応えるということは当然といえば当然なのですが、いや、待てよ???子育ての主役って「子ども」ではないのかい???と、チャチャを入れたくなってしまうのです。そして子どものニーズって、お母さんと過ごすことなのではないのかい?ってあまりにも当然のことを思ってしまいます。

 子どもは欲しいけど、子育てはしんどいとかって、あり得ないでしょう?っていうか、そんなこと責任として言えないでしょう?産んだんだから!!!産んだら「育て」はもれなくついてくる!んですよ!しんどいとか、しんどくないとか、そういう問題ではないのではないかと思います。確かに昔に比べて、祖父母の手を借りられないとかいうこともあるのだろうけど、そもそも祖父母との同居を望まなかったのは私たち自身なのではないのかなーーー?そしてもし、働かなければ本当に食べていけないというような状況の人がいるのなら、そういう人にこそ、「専業お母さん手当」みたいなものを出してあげたらいいんじゃないかなあって思います。だって「外注」したら1日かなりの額を払う・・・それを「専業お母さん」はやってくれているわけだから。おまけに惜しみない愛情を注いでくれるわけだしねー。

 子どものニーズに合わせた子育て支援をしていたら(いや、もちろん、アンパンマンのイベントを開催するとかそういうことではないですよ!)、きっと子どもも健やかに成長するし、そうなったら、思春期以降の問題も激減するわけで、家族としても社会としても、そういう対症療法的な不毛な消耗はなくなるわけで・・・、何と言いますか、とっても本末転倒的な木津川市のアンケートにげんなりさせられた1日だったのですよねー。でも、アンケートにもがんばって書きましたよ!私の意見が通るとも思えないけど・・・、書かなかったら0だしね。

 ・・・今日は、珍しーーーくの雨の1日で、朝の時間、皆さん、あまりに盛り上がっていたこともあり、午前中はお部屋遊びで、お昼ごはんを食べてから折り紙をしたりして遊びました。年長さんはハサミやのりをだしてきて、結構高度なものを作り上げており、見ていて面白かったです。

Y「ちょー、ハサミ貸して~~~」
S「Y君、いつも貸して貸してって言うなーーー、持ってきたら?」
Y「んんんーーー、だってなー、だってなーー、お母さんがアカンっていうもん」
H「あかんってさー、そんなんうちにあるのん、幼稚園で使うから持って行かせてって言ったらいいだけやんか!」
S「そーやんそーやん、お母さんに頼んだらいいだけやん!!!」
Y「んんんんん(あんま、興味なし!そもそも、言われたっけなーーー???)」
しかし、女の子たちの剣幕に不穏な空気を感じた平和主義者T
T「ま、ま、ま、ま、だからさあ、Y君ちにはY君ちのさあ・・・な?いろいろあるやんか!なー?Y君♡(みなさん、まーまーまーまー)」
M「ん・・・そーやな、お母さんもな、いろいろな・・・」

不穏な空気を感じると、いつも出てきて丸く収めようとするT君。「和を以て貴しとする」ですなーーー。それにしても、Y君、「お母さんがアカンっていうねんもーーん」と時々言っておりますが・・・とても「アカン」を度々、口にするようなお母様には見えません。お弁当のご飯がおにぎりでないこと、お手拭きが柄つきでなく茶色であること・・・も「アカン」らしいのですが・・・どうもこのあたり・・・確かめなければなりませんな・・・。いかがなものなのでしょう???・・・彼はなぜか最近「おにぎり」と「絵つきお手拭き」がブームのようです。「あおぞら」では、できれば絵のものは避けていただきたいと実は私が言っているというのは隠しているいけない私です。うふ。ごめんなさい。

それでは、今週もよろしくお願いいたします。卒園式までの残り少ない日々を神が祝してくださいますように祈りましょう。
インマヌエル・アーメン

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私も、昨日アンケート書いてました。
行政に対して意思表示が大切だな~って。
でも、違和感確かにあって、途中で挫折しました。今日、再チャレンジしよ~
「子どもにとってどうか?」って言う視線が1番大切だな~
でも、それは無条件に子どもの言い分を全て受け入れようとすることでもなくて、
大人として何を大切にして、何を子どもに伝えていか?と言うことなのかな~?とか、考える今日この頃--
行政のアンケートと少し話がずれちゃった~
今日も、子どもたちがみんな楽しく幸せに過ごしますように~

とも子先生 さんのコメント...

そうですね。子どもにとって、という視点が欠落しているような気がしましたね。お母さん自身が、自分の仕事、自分の時間、自分の・・・つまり、自己実現という観点に立っているのでしょうか・・・。意志表示できない子どもにとっての視点は、誰が代弁してくれるのでしょうね・・・。お母さん(かそれに代わる人)しかいないような気がしますけれど・・・。