2009年2月1日日曜日

不動川公園展望台登山!

 先週もお天気に恵まれ、よいお外遊びの時間を持つことができました。先週の日曜日は、朝、起きたら一面の雪で、寒~い一週間になるのではないかと恐れていたのですけれどね。インフルエンザでお休みしていたY君も、明日の月曜日から、また来てくれるようで、ホッと一安心です。明日からまた全員集合!で始めたいものです。


 先週の金曜日は、珍しく年少のラベンダーさんがお休みで、年中、年長さんだけの一日でした。なので、急に思い立ってなんだけど、不動川公園の展望台に登ってきました。木津川市全体?精華町のほうまで見渡せて、なかなかの眺めでした。年長Y君のおうちの近くの建物まで見えて、感激。登る途中、急な山道が怖い子、独特の森の雰囲気が怖い子、お化けを恐れる子、イノシシやクマ、サルを警戒する子、などなど、それぞれドキドキしながらの登山?だったようで、後ろからついて行きながらほほえましかったです。先頭をいくY君、イノシシなんかが怖くい仕方なく、途中から「帰ろう、帰ろう」と言い出し、「じゃ、先頭交代しよう」というと、最後も怖く、「じゃ、オレ行ったる!」というTの言葉もプライドが許さず、ドキドキの伝わってくる後姿でした。意外にもMちゃんも「こわい~、帰ろう~」と言ってきました。いつもポワワ~ン系のT君が、なぜかこういう時、しっかりしていて・・・わからないものですね。


 登山中、子ども達の会話の中で、何がイヤか?というような話題になって、「おじいちゃん、キライ!お父さんがお迎えに来てないのに、来たってウソつくから」「お父さん、イヤや!散歩の途中に隠れて、虎のお面かぶって、ワッとか出てくるから」などなど、いっぱいいっぱい、そういう話出てきてました。実は、私もそういう経験があって、よく父親にからかわれたりして、今でもすごくイヤな思い出として残っています。彼は未だに私の娘(つまり孫ですが)にも、すぐそういう言動をするので、本当にいやです。


 多分、やってるほうは、子どもがそれで反応して、困ったり、泣きかけたりするのが、かわいくて(面白くて?)やるんだろうというのは、わかるのだけれど、子どもってそういうのが本当にイヤなのだということをわかってあげてほしいなあって思います。子どもが一番イヤなことの一つって、ウソつかれること、からかわれること、笑われること、なんじゃないかなあって・・・思ったりします。どうしてそういうことするのか、私には理解できないのですが、そういうことをするのって男の人に多いような気がします。ま、お母さんの場合、泣かれたり、機嫌が悪くなったりされると、即、自分の仕事倍増なので、そういう無意味なことはしないのかもしれないけれど・・・。


 こんなことは別に取り立てて言うことではないのですが、私は子どもに接するとき、そういう点にとても気をつけています。ウソをついたり、からかったり、笑い者にしたりしないということです。もちろん可愛くてつい笑ってしまいそうになることはよくあるのだけれど、できる限り我慢して、真面目にお付き合いするようにしています。どんな話も(それ、あり得ない、という話も)、その話している子どもにとっては、真実なのであるという観点に立つように努力するのです。


 子どもと接するときに私は「公平さ」とか「平等」とかいうのは、あんまり重視していません。だって、子ども一人ひとりは全く違った存在であり、それに合わせて導いてゆくのに「公平さ」とか「平等」といった画一的な接し方は、ナンセンスだと思っているから(まあ、思春期を迎えて、とりあえず何に対しても反感を持つような時期には、そのような態度を見せる?ことも必要だとは考えているけれど)。でもその一方で大切にしているのは「誠実さ」です。もちろん、これは子どもだけではなく、誰と接する時も大切なのだとは思うけれど・・・。世界に、人に対する信頼感を育んでいる幼児期には、とりわけ大切なものなのだと感じています。まあ、そんな大したことではないのだけれど、ウソはつかない、ごまかさない、悪いと思ったら謝るなどなど・・・ということです。


 さて今週末は、我が家の下の娘のお誕生日会がありました。ちょっと不安だったのですが「あおぞら」のお部屋を一日、開放してあげました。お昼とおやつを用意しましたが、寒くて時雨れていたこともあり、一日中「あおぞら」の部屋で、キャーキャーと遊んでいました。後で何をしていたかと尋ねると、「あおぞら」のおもちゃで、お料理作って誰が一番おいしそうか、コンテストしていたそう。前日には「DS持ってきていいか?」とか、「プリクラ撮りたいから、高の原イオンに連れて行って」などと言うので、呆れて無視しておりましたが、「ものすごく楽しかった」そうで、・・・幼稚園児と変わらないレベルに、呆れるやらホッとするやら・・・、片づけは大変でしたが、DSしたり、プリクラ撮ったりされるよりは、はるかに良かったことでした♡


 その間、どこへも行けないし、暇だし・・・・で、久し振りに(「闇子供」以外の)映画を観ました。冷戦下の東ドイツのシュタ―ジ(国家保安省の秘密警察・諜報機関)を描いたもので「善き人のためのソナタ」という映画です(どなたかご覧になりましたか?)。ハプスブルグ家以来、オーストリアの戦後史、そして冷戦下の東欧、ロシアにはまっている私は、前から観たいと思っており、バタバタした中ではありましたが、鑑賞しました。なかなか面白かったです。今、東ドイツでは、シュタージが盗聴したりした資料が公開されているようで、知人、友人、家族などの密告や裏切りが明らかにされているのだそう。改めて共産主義(というよりはレーニン主義?)体制の負の遺産の恐ろしさを感じます。でも、何か博物館にして公開するのって、ドイツだなあって気もしますよねー・・・。日本だったらできるかな?って思います。


 さてさて、話がどんどん飛んでいるうちに、何だか長くなってしまいました。エッセイはこの辺で。(エッセイ途中、今夜の夕食係の我が家のMちゃんが、やたら話しかけてくるので、なかなか文章がまとまりませんでした。変だったらごめんなさい)

 今週も、よい一週間でありますように、祈りつつ・・・。
インマヌエル・アーメン

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