2009年4月5日日曜日

受難節

四月に入り、いよいよ新学期が近づいてまいりました。

今年度から、「あおぞら」のお部屋が移動することになり、この春休みは、ただただそのお引越しに追われていたように思います。・・・が、何とか8日には予定通り開けそうな見通しが立ち、やれやれの私です。・・・・といいますか・・・、実は春休みというのは、毎年、こんな仕事はなくても忙しいはず!そうそう、イースターの祝祭と入園式の準備がたっぷりあったはず!・・・というわけで、昨日より、緊急、その準備にとりかかっています。


毎年、イースターの卵づくりが結構、大変な仕事でありまして、クリスマスの祝祭が終わると、卵の殻を集め始めます。皆さんのご家庭でもそうだと思いますが、我が家もあまり卵を多用するほうではありません。なので、使う時は、神経を集中させて丁寧に割り、のちのちのイースターエッグに使用できるように注意しています。・・・とはいえ、3年たっても、なかなか思う通りに卵たちは割れてはくれず、成功するのは3分の1くらいかな~?という感じ。・・・という努力の結果、大切に保存されていた卵の殻さん達、今は少しずつ、中にお菓子をつめてもらって、庭で子ども達に見つけてもらうのを待っています。
 さてさて、春のイースターの祝祭は楽しいものですが、毎年、お伝えしておりますように、イースターは十字架にかけられたイエス様の復活を祈念するお祭りです。なので、その直前は民衆によるイエスへの裏切り、処刑、お墓に埋葬される・・・・という受難の時でもあります。実はそのキリストの苦難をおぼえてこそのイースターの喜びなのだと思います。

クリスマスにせよ、イースターにせよ、祝祭は年中行事ではないので、その本来の意味を見失わないように、いつも意識しています。幼稚園の中で、その祝祭を行うとなると、その準備が大変なので、ついつい私も「行事」のようになってしまいがちとなるので、自戒を忘れないようにしたいと思います。
皆さんも、どうぞ「イースター=卵探し」ではなく、その直前に起こったイエス様の苦悩に思いを馳せていただければうれしく思います。私もそんなに、詳しく説明できたり、神学的なことは全くわからないのですが、私の理解している範囲で、受難節について分かち合うことが可能かと思います。どうぞ、そのようなことに関しても、お気軽にお声をかけてくださいませね。

一点、連絡事項ですが、昨年度まで使用していた無着色のみつろう粘土ですが、今年度は使用しませんので、お持ちいただかなくても結構です。ちなみに今年度、火曜日のみつろう粘土はストックマー社のもの(園所有)に変更、普段の遊びの時間の粘土は、みつろうではない粘土を使用します。そちらのもの、購入していただくことになりますが、そんなに高くないので許してね。
それでは8日には元気な笑顔に会えること、楽しみにお待ちしております。
残り少ない春休み、どうぞ子ども達とたっぷり向き合ってあげてくださいね。

インマヌエル・アーメン

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