2008年12月25日木曜日

クリスマスコンサート感謝


 24日、クリスマスイブは「あおぞら」でクリスマスコンサートがありました。平日だったのですが、数名のお父様方もお越しいただき、ご兄弟も一緒に温かな雰囲気の中、子ども達によるキャロリング、そして恒例の?バイオリンのコンサートを開くことができました。感謝です。


 ただ、コンサートが終わったら、ここで皆さんにお見せしようと思って大切にとっておいたプレゼントの写真を、カメラをいじっているうちに消去してしまい、とっても落ち込んでいます。クリスマスなのに・・・。とても素敵な羊毛で作って手作りプレゼントだったのですけれどね。残念です。来年はきっとお見せいたします。あるいは「あおぞら」に入園してくだされば、来年はお手元にお届けできるかもしれません。うふふ、いかがでしょうか?そうそう、それからコンサートの一コマも一枚だけあったのに・・・というわけで、写真は何だか前のものとよく似たものになってしまいました。ごめんなさい。・・・でも、祝祭なのだから子ども達の心に届けばよいわけで、あまりそんな物理的な物事にこだわらないようにしましょうね。ふむ、ふむふむ。


 ところで、「あおぞら」は、日々のリズムを正しく刻んでゆくことを最も大切なこととしておりますので、子ども達を興奮させて喜ばせるようなイベントはありません。その結果、お母様、お父様が園の行事に参加するということもほとんどありません。祝祭としてのイースターとクリスマス、そして入園、卒園のセレモニーくらいしかないのです。だから、このクリスマスコンサートはとても大切な一日です。


 子ども達、これまで歌ってきたお歌「ひいらぎかざろう♪」「お星がひかる♪」「もろびとこぞりて♪」そして「きよしこの夜♪」をお母さん達の前で、賛美しました。若干不安そうに、チラチラとこちらを見ながら歌う様子はとても可愛いらしく(普段はいつも輪になって歌を歌うので、みんな私の口もとを確認しながら歌っているのですが、昨日は一列に並んでいたので)、「がんばって!」と思わず祈るような気持ちで一緒に歌っていました。・・・とはいえ、ご承知のように、人前に出るということは、私の人生において、ひたすら避けて通ってきた状況でもあり、自分のほうが歌詞を間違えないか、一週間くらい前から、ずーーーっと、ドキドキしていたのですけれどね。だってどんなに練習していても、人前に出ると頭が真っ白になってしまうんだもの・・・。トホホ、幾つになっても成長しない・・・。しょんぼり。



 また「主を待ち望むアドベント」では年長のミモザさんグループの子ども達が一本づつ、ロウソクに灯りをともしてくれました。そしてコンサートの日につけようと楽しみにしていた真ん中のロウソクにも灯りがともりました。



 コンサートでは、リクエスト通り「タイスの瞑想曲」を演奏してくださり、聞き惚れてしまいました。またパッヘルパルの「カノン」もリクエストしていないのですが、演奏してくださって、うれしかったのでした。
 タイにいたときに、この「カノン」がとても好きな友人がいて、この曲の美しさ、優しさについて「魂が慰撫されるような気がしない?」と解説されたことがあり、それ以来、私も魅了されている有名な曲です。でも「カノン」を聴くには、タイはいささか暑すぎましたのですけれどねーーー。まあ、彼はホテル待遇の超高級マンションに住んでいて、協力隊員のしがない公務員教員の私とは生活レベルが違っており、クーラーガンガン!暑くない生活だったのでしょうけれど・・・。


 いやいや、それより「タイスの瞑想曲」は私がとってもとっても大好きな曲で、魂は慰撫されないのですが、何ともいえず、物哀しく切ない気持ちにさせられます。後藤はる香先生の濁りのないバイオリンの音色に耳を傾けていると、ついこれが「あおぞら」のコンサート中であることを忘れて、その世界に浸ってしまいそうでした。

 もう一点、司会のOさんが、試しに?お願いしてみたアンコールでは、「チャルダーシュ」を演奏してくださり、おおお~これぞ後藤先生のバイオリンだぁ~♡ と改めて感動してしまったことでした。一年間の疲れが癒されて、心も体も軽くなるような演奏でした。本当にどうもありがとうございました。音楽って難しいことはよくわからないけれど、よかったと感じられることが一番だと思っているので、この偏った感想文もどうぞ、お許しくださいませね。

 さてさて、これで今年の「あおぞら」の活動も、すべて終了いたしました。今年「あおぞら」に心を寄せ、応援してくださった方々、実際に足を動かして働いてくださった「あおぞらファミリー」のお母様、お父様方、時に愛あふれるご助言をあえてしてくださった方、祈ってくださった方、個人的に私を励ましてくださった友人たち、自宅を開放することや、「あおぞら」のすべての活動に協力してくれた家族、みんな、本当にありがとうございました。良いクリスマス、お正月をお過ごしください。


 また気が向けば、番外編を書き綴ってゆきたいと思いますので、どうぞ時々、のぞいてみてくださいね。ではでは、たくさんの愛を込めて♡
インマヌエル・アーメン








         

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