2011年3月12日土曜日

温かい卒園式・・・だったのに・・・

昨日、あおぞら園の第4期生の卒園式が行われました。卒園式が終わるまでは気持ちが張り詰めていて、またいつもの緊張で朝からお腹の調子も今ひとつでしたが、一応、滞りなく式を終えることができ、ホッと一息というところです。在園のお母様方による式の後のお別れお茶会も、お心づくしの美しい和菓子も彩りを添えてくれて、温かく時にしめやかに終えることができたこと、本当に感謝です。何といいますか、式を終えるまでの緊張の糸の途切れと、長く時間を共に過ごした子ども達との旅立ちとで、今は心の中にポッカリ穴が空いてしまったような感じです。

あおぞらは、こんなに温かさにあふれているのに、昨日は大変な地震が東日本全域で起こったようで、報道を見るにつけ、本当に心が痛みます。どの映像も目を覆いたくなるようなものではありますが、とりわけ心配なのは福島原発の1号機と2号機ですね。冷却装置が作動しないという状況で、内部の圧力が上がっているという本当に恐ろしい事態が進行しています。メルトダウンは時間の問題かと固唾を飲んで祈りつつ、1時頃までテレビに釘づけになっていましたが、私が起きていても仕方ないし・・・明日も5時起きだし・・・ということで休みました。が、やはり不安で4時前には起きてしまって、またテレビをつけています。

メルトダウンを避けるべく、内部圧力を下げるために蒸気放出する方向のようで、このような事態になってしまってはそれも仕方のないことですが・・・・。周囲の住民への影響はないなど、よく言えたものだとあいた口がふさがりません。なるべく早く、住民を安全な場所(なんてないけど、少しでも遠く!)に移動させてほしいものです。放射性物質が大量に放出されるような事態になれば、雲に乗った死の灰が日本全国に降ることは言うまでもなく、海洋汚染も甚大で計り知れないものがあります。

枝野さんの記者会見で「ウワサなどに惑わされないで」などと言っていましたが、これまでもデータを隠したり、改ざんを繰り返してきた電力会社や、その電力会社とともに原発推進を推し進めてきた政府の何を信じればいいというでしょうか???と、ちゃんちゃらおかしい発言ではあります。民主党政権に代わって、原発政策はどうなるのかと思っていましたが、鳩山さんも原発推進にずいぶん熱心でしたからねぇ。まあ選挙区の室蘭に日立製作所がありますからね。。。当然のことなのかもしません。。。。ふう。原発の困ったところは推進派も反対派も同じように被ばくする・・・ということでしょうね。

いやいや、原発の話なんかになってしまいました。現時点で津波の影響や火災で家や家族の命までも奪われた方々には、原発どころではないとは思います。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、現在も平穏な日々を奪われた方々が一日も早く、通常の日々に戻れますようにお祈りいたします。

卒園の日の文章にはふさわしくないものになってしまいました。けれど、あおぞらの話題にとどまらずにいたいという思いもあり、書きました。皆さんも共にお祈りください。   
                            インマヌエル・アーメン

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