2011年4月13日水曜日

新学期♪

新学期が始まりましたね。
長らくご無沙汰しておりまして大変申し訳ありませんでした。私の春休みは、原発事故のおかげでグレーホリデイとなりまして、何もしないまま、時が過ぎてしまいました。何度か「生き返らなければならない」と思いはしたのですが、何もできず、8日の始業の日を迎えました。こういう人、結構いるみたいで「震災ウツ」って言うんだそうです。ネーミングまであるのですね。ホントかな?

新しいお友達が入ってきました。ウツ気味の私をよそに、子供たちはとっても元気♡ 「先生」できるかなあ・・・と心配していたのですが、できるも何も、元気いっぱいの子供たちが、「ウツ」でいることを許してはくれません。元気にニコニコ「先生」をやらせていただいています。改めて、先生をやるのではなくて、子どもたちによって先生にならせてもらっているんだなあ・・・って再認識し、生き返らせてもらったことに感謝の日々です。

とはいえ、やはり新学期の前日は緊張であまり眠れませんでした。一番こわいのはやはり「泣かれること」です。しかし、今年度の新入園児さんたち、誰一人大泣きすることもなく、お部屋に入ってくれて何だか拍子抜けするくらいでした。もちろん、園にはいろいろなお約束事なんかもたくさんあるので、いろいろとトラブルもありますが、ボチボチとのんびりやっていけたらと思っています。今はまだ、ならし保育の期間なので、午前終わりでもあり、適度な時間帯であると考えています。ならし保育って、新入園児のものだと思っていたんだけど、それだけじゃないんだなってこの頃思います。新しい子どもが入ると、これまで在園の子どもたちもやはり、ストレスを感じるんですよね。物事がスムーズにいかなかっり、私の気持ちが新入園児に行くので。そういう意味でも、ならし保育の期間はあるのかな・・・と感じたりしています。でも、在園の子ども達も去年、おととしはそうだったわけで・・・いろんな立場で人間の関係性を学べる混ぜ混ぜ保育って、やっぱりオモシロイなーって感じています。

さてさて懸案の福島原発は、やはり一進一退どころか、一退一退だったのですねーーー。マスコミの報道なんか全く信じていない私でさえ、一進しているかのように思わせることもあったこの報道・・・スゴイ力だなと素直に感心してしまいます。さすがに御用学者さんたちも「安全」とは言えなくなったようですが・・・いまだにがんばっていますねーーー。この期に及んで「7は7でも、チェルノブイリとは違う」と、まだ言っております。飯のタネにしがみつく執念・・・凄いですねーーー。

この飯ダネにしがみつく人達・・・。天下り先を死んでも離さないーーー経産省官僚とOB、地元にお金を落とすことが政治家の力量だと勘違いしている政治家・・・、原子力産業にに莫大なエネルギーと資金をつぎ込んてきた東芝日立三菱大手メーカー、何千人もの技術者・・・、東電から莫大な研究費をもらって地位を築き上げてきた東大を頂点とする旧帝大の「安全連呼」の原子力学者、一度の契約でぼろもうけの大手ゼネコン、セメントなどなどの器材メーカー、無数の地元土建屋、安定した融資先を確保したい金融機関、そして忘れてならない本家本元電力会社。

そして難しいのは、原発で雇用を確保されてしまった地元の住民、原発ジプシーとも呼ばれる日本中を回る原発下請け孫請け会社の作業員たち・・・そういう人たちにとっても、いまや原発は必要となってしまっているんですよね。。。この事故が起こってさえ、この世論・・・本当に先はまだまだ長いのかも知れません・・・が、今度は後悔しないようにやっぱり、もっと能動的に反核、反原発にかかわっていこうと思っています。何ができるかわかりませんし、何もできないかもしれませんが・・・自分の生き方の問題なのだと思います。

それにしても、こんな事故が起こって、福島の人たちがこれほどの被害を受けて、自殺なさった方もおられるような状況下において、いまだに電気がなくなったら困るから原発が必要!とかって言ってる人の気持ちって、私には本当に理解できません。また原発反対とかいうと「電気使うな」とか「江戸時代に戻ってもいいのか?」とか言われます(これは学生時代、署名で街頭に立っていたときにもよく言われました)。

前にも書いたけど、そもそも電気は足りています。もし足りていないとしても真夏の数日の数時間のことです。そんなことは、その時間帯に電気代を高くすればいいことです。すべて経済性で回っている現代社会では、大手の工場なんかは、すぐに自家発電に切り替えるでしょう。細々と生活している私たち庶民(どうしてもエアコンが欲しい人)は、エアコン切って、図書館にでも移動するでしょう。

大体こんな明るすぎる世の中、異常です。まあ山城町にはありませんが、東京なんか歩いていたら、10mに一軒くらいの割合で目が痛いくらいの電気アカアカのコンビニがあって、自動販売機も多すぎでしょ? 仮に足りてないと仮定しても、原子力発電分の電気3割を減らすことくらい、大したことではないではないですか?!

もっともっと、そもそもと言えば、電気ぐらい何やねん!!!と私は思います。江戸時代、結構です。もちろん不便にはなるでしょうが、受け入れるしかないでしょう。こんな風に誰かの犠牲の上に成り立っている「豊かさ」なんて、本当の豊かさとは言えないんじゃないでしょうか???

私はずれているのでしょうか??? でも、ずれててもいいやって思います。私の人生だから。私は大体、いつも「自分は正しい」と思っている傲慢な人間なのですが、今回の事故で、きちんと原発というものに向き合ってこなかった自分の生き方を激しく反省し、改めようと思っています。間違っていと思ったらスグに改めること、これも信条です。それがなかったらただのゴリ押しですからね。

あー、今日こそ、メーメーは原発とさよならしようと思っていましたが、また書いてしまいました。申し訳ありません。でも、子ども達のおかげで本業もきちんとやってますので、ご安心くださいませ。

ではでは、今年度も神の祝福、あおぞらにあれぇーーーあーめん♡

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