2010年4月11日日曜日

新学期

短いようで長かった春休みもいよいよ本当に終わりですね。明日から午後の通常保育も始まります。年少さんは、今しばらく「ならし保育」として、12時終わりですが、他の方々はまた、お弁当のご用意をよろしくお願いします。

あおぞらも新学期ですが、子ども達はみんな新学期なんですよねーーー。一番気になるとろは、先日このあおぞらを巣立っていったY君でありますが、他にも新しく中学や高校に進学した子ども達、転校した子ども達などなど、知り合いの子ども達の4月の日々が気になる私です。

というのも、2年前の春は、うちのIちゃんが、S学校から地元の公立中学校に変わる・・・という出来事があり、本当にドキドキ緊張していた彼女の姿が思い出され、新しい場に臨む子ども達の心についつい思いを馳せてしまうからかもしれません。そんな緊張の塊みたいだった彼女も早、中3、今年は高校受験の年なのだそうです。いまだに子ども達の学業にあまり興味が持てない私、「ちょっとは気にしてよ!」とお叱りを受けてばかりです。「勉強しなさい~~~!!!」って言われるよりいいやーん!」っと、反省の色のない私・・・。それはともかく、彼女の中学校生活は本当に充実したものであるようで(親の思いで振り回さた過去があるので)、「今までで、今で一番、ぴったり合ってるってカンジ」とのことで、ヤレヤレでございます。ホッ。ちなみにMちゃんも中学入学でしたが、幸いなことに?全く心配はなく、、、本人も不安も全くないようで・・・この緊張感の欠落・・・・いいんでしょうか????と逆に心配になります。。。

転校といえば、少し前に明石学園から異動した同僚のご夫婦とその子ども達もどうしているかなあ・・・とよく考えています。彼らの異動先は、ご存知かどうかわかりませんが、北海道家庭学校という日本で二つしかない私立の児童自立支援施設です。家庭学校は新島襄の弟子で同志社出身のキリスト者留岡幸助が始めた日本初の感化院で、現在も礼拝の時を守るキリスト教の施設です。公務員ではなく私立の施設の職員になって待遇も給与も悪くなるであろうにもかかわらず、やはり家庭学校の職員の方々とともに歩むという道を選択したこの友人の決断を本当に尊敬し、誇りに思います。

家庭学校は北海道のなかでも北東に位置する遠軽という町にあります。札幌とかだったら、何となくすぐに会えそうな気もしますが、遠軽といわれると本当に今度はいつ会えるのかと・・・別れるときは抱き合って涙がポロポロこぼれて仕方がありませんでした。しんどいことをともに乗り越えた仲間というのは、最後まで信頼できるなんて言いますが、彼ら存在は私たち夫婦にとってとても大きく、励みであり、支えでもあります。とうぞ彼らのゆく道が少しでも平安なものでありますように、せめて日々祈りたいと思っています。そして「寮も安定してきました~。遊びに来てください~。」というお便りを待ちたいと思います。

さてさて国際面ではバンコクが大ニュースですね。タイ在住の友人の話なんかを聞くと、日本のメディアか知ってか知らずか(知ってても許せないし、知らなければバカ!)本当に表層的な部分しか伝えていないですよね。いずれにせよ、よく知った大好きな街角が、硝煙で包まれ、大好きな人たちが市街戦みたいなことを繰り広げているのは本当に心が痛みます。賢君の誉れ高い現ラーマ9世亡き後のタイは、どこにいってしまうのてしょう・・・。私の未来の移住先でもあるので、切にかの地の平安と、今日、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。コーサデーンクワームスィアチャイドゥアイカ(と、アピシット首相も言ってました)。

ではではまた。

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