2009年12月5日土曜日

あおぞらのアドベント

またまたお久しぶりですね。
メーメーをのぞいてくださっている皆様、申し訳ありません。風邪は治ったものの、体調が今ひとつスッキリせず、先週の土日もすごく忙しくて、今日、久し振りに予定のない一日を与えられました。感謝です。

最近、体調がスッキリしないこともあり、先週から針治療に通っています。長年の肩コリや、咳、便秘、最近の関節のこわばりなどなど、いや~「主訴は何?」と尋ねられても、答えることができませんでした。で、前回の治療は、その後の予定もいっぱい詰まっていたこともあり、大慌てで志半ばで終わってしまい、根本原因はわからなかったのですが、肩が信じられないくらい軽くなったことと、呼吸がすごく楽になったことで、なんだか狐につままれたような感じで、でも足取りも軽く帰ってきた次第です。次回が楽しみ~~~♡♡♡。

でさあ、自分の体のことばかり書いて申し訳ないんだけど、今回の体調不良で、食べ物の好みが変わってしまって、今はひたすら、ごはんと梅干しを食べている毎日です。ご飯も梅干しもどっちもあんまり好きじゃなかったんだけどな~~~。体が求めてる~って感じです。健康的だ!!!・・・というわけで、このところ、おいしいお米と梅干しを探し求めて歩いています。今までお米で「おいしい」とかって感じたことがあんまりなかったのですが、さまよい歩きの結果、今は山形県産のですっごくおいしいお米に出会ってしまい(一粒一粒が立ってるぅ!って感じ♡)・・・2キロ袋でしか売っていないので、販売元に注文しようかと考えている今日この頃です・・・。

みなさんのお宅では、どんなお米を食べているのですか?我が家、玄米を食べていたのですが、下の子が生まれてから、玄米がそのままウンチに出るので、五分搗き米に変えていましたが、最近は子ども達が「茶色いお米はイヤ!」とか、「お弁当に入ってるときれいじゃない」とか「恥ずかしい」とか、いろいろいろいろうるさいので、胚芽米を食べています。なーんか、2回炊くのも面倒だし、だんだん食べ物もいい加減なってきていたのですが、体調維持のためにも、また分搗き米か玄米にしようかと考えています。

それにしても、子ども達のブーイング、みなさんのお宅ではまだないでしょうねー。最近は、いろいろいろいろ本当にうるさくて、石鹸シャンプーはイヤだ!とか、洗剤はボールドにして!とか、漂白して!とか、フレアという柔軟剤を入れて!とか・・・どこで覚えてくるんだか、何だかんだと注文が多いです。3年ほど無視してきましたが、最近はそれに負けてしまって、柔軟剤を申し訳程度に入れたりしていますが、チョビットにするとすぐにクレームが来ます!匂いがしなくなってる!とか、ケチってるとか・・・・もぅ~~~!!!うるさいなーーー!ですよ!

いや~、すみません。またまたあおぞらと全然関係のない話を書いていますね。ごめんなさい。

あおぞらでは、今週月曜日からアドベント期間に入っています。ご承知かと思いますが(毎年書いてるもんね)、アドベント期間というのは救い主・イエスの誕生という光の到来を待ち望む日々のことで、つまり光の到来前の最も暗い時期、ということでもあります。クリスマスが近いということで、世の中ではクリスマスグッズがあふれて、ついつい浮かれた気分になりがちなこの季節ではありますが、どうぞ、光の前の最も暗い闇の時であるということを胸にとどめて、キリスト・イエス降誕へ期待を心に内に味わっていただきたいと思います。

いつかどなたかのお説教(牧師の話です)で聞いたのですが、キリスト・イエスは、東洋でもない西洋でもないその中間で、中でも最も貧しいナザレという町にお生まれになり、またその福音は、貧しい人の中でも最も貧しい羊飼い達に最初に伝えられたのだということです。そのことの持つ意味に改めて思いを馳せつつ、毎年廻りくるこの時間を大切に静かに過ごしたいと思います。

あおぞらでは、今週月曜日から、闇の中に、馬小屋、馬、飼い葉おけが用意されています。そしてマリアとヨセフが登場し、毎日少しずつ、馬小屋に近づいて行っています。と同時に三人の博士や羊飼いたちが一人づつ登場したり、飾り物が増えたりしていっています(子ども達、あまり興味がないようですが・・・)。また毎年恒例ですが、モミの木のアドベントカレンダーにはいろんな飾り物が増えていっています(こちらはお当番さんにつけてもらうことになっているので、興味津々です。それでなくてもお当番さんが待ち遠しくてたまらない子ども達、明日は誰???と自分の順番を数えてばかりいます)。また蜜ろうろうそく作りも始まっています。朝の会の後に、一日一回だけ自分のろうそくを溶けた蜜ろうの中につけてろうそくを太くしてゆきます。こちらも子ども達大好きで、ワクワク♡でも慎重に行っています。

来週からはお母さんたちへのプレゼント作りも始める予定です。どうぞお楽しみに、でも浮かれすぎないように、静かにアドベントの時期を楽しんでくださいね。

さてアドベントとはいえ、あおぞらの子ども達、とっても元気です。この頃はみんなお互いになれて、今一つ蚊帳の外だった3歳児のラベンダーさん達も、2学期から入園したS君も仲良く楽しく一緒になって遊んでいます。特に最近は、相撲やら、上に乗りっこやらが流行っていて、キャッキャッと楽しそうな声が響いています。そして当然「やめて~~~」「痛い~~~!」という言葉も飛び交っています。私としてはその限界を見極めるべく、耳をダンボにしながら、大抵は手仕事に励んでいるフリをしています。

一度紹介したことがあるかと思いますが、大住の天然酵母のパン屋Mさんの奥様が、大の犬好きで、いつもいろいろ興味深いお話を伺うのですが、その中で、生まれたての仔犬が兄弟たちとじゃれ合って噛みつき合ったりする時期がすごく大切なんだというお話がありました。だから仔犬が生まれたら、かわいいからすぐに欲しいと言われても、そのじゃれあいの時間を十分に経験させてからでないと差し上げないのだそうです。そのじゃれ合いの中で、仔犬は噛まれたら痛いこと、これ以上強く噛みつくとじゃれ合いの域を超えてケンカになってしまうこと・・・などなどを経験的に学んでゆくのだそうです。その時間を十分に経験した犬は、人間に対しても決して必要以上に噛みついたりすることはないのだそうです(ちょっと違うかも知れないけど、大体そういうお話だったと記憶しています)。

なかなか含蓄のある言葉だと思いませんか?あおぞらの子ども達のじゃれ合いを見ていると、いつもそのお話を思い出します(いや、仔犬と子ども達を比較してはお叱りを受けそうですが・・・)。そして大人として、また大切な子どもをお預かりしている身として、ついつい「もうやめなさい」と言いたくなるのをグッとこらえています。こんな時間のなかで、自分の痛みや人の痛み(泣かせてしまったり、怒らせてしまったり)を通して、人との関わりを経験的に学んでいるのだと・・・。

まあ、こんな時代にこんな悠長なことができるというのも、あおぞらにモンスターペアレントがいないというのが大きいのですけれどね。でも、こんなことも小さな園だからこそできることだと、小さくてできないことも多い中、できることを大切にしてゆきたいと考えています。

さて、来週、再来週はちょっと予定変更も入って申し訳ありませんが、どうぞよろしくご了承くださいませ。私も、ホストファミリーとして一週間ばかりがんばるつもりです。ではまた。

3 件のコメント:

yell さんのコメント...

ブログチェックするも更新なしでどうしておられるのかと心配しておりました・・・
お体ご自愛くださいね。あおぞらの皆様も心配されてることでしょうし・・・
それにしてもボールドやらなんやらとさすがお年頃のご子息ですね!!
海外にでもしばしの放浪に出かけられると少しは回復されるのでは??でも難しいですね
あおぞらでのアドベントの優しいお写真も期待しています

yell さんのコメント...

ご令嬢ですね。読み直し気づきました。失礼致しました。

とも子先生 さんのコメント...

ご心配いただきありがとうございます。ブログチェックしてくれなくなる前に更新できてよかったです。さて我が家のご子息、モトイご令嬢(そう、もう道で会っても分からないかもしれませんよ!)真っ白(Iちゃん)、フワフワ(Mちゃん)の洗濯物に憧れています。洗濯物なんか、ほっぽり出して放浪に出たいものです・・・。

それにしてもアドベントの話なんかエラソーに書いちゃって、先生に読まれているかと思うと冷や汗ものです。いやいや、失礼いたしました。ご教示もよろしくお願い致します。