2010年3月4日木曜日

卒園間近

あおぞらの卒園式の日が近づいてまいりました。今年度、卒園児さんはたった一人で、ちょっぴりさびしい式になりそうです。毎年のことですが卒園が近づくのは、とてもさびしいものがあります。もちろん、どの子も、楽しい思い出ばかりというわけではないし、叱ったこともいっぱいあるし、困ったこともいっぱいあったはずなのですが、、、卒園が近づくと、その子どもの良いところばかりが思い起こされ、こんな風に天真爛漫に(あおぞらのお部屋遊びは本当に楽しそうですから)遊ぶ姿を見るのも最後だなあーーーなどと、ひとり感傷的になっている私です。

さて今年度は一人ということもあり、以前から「(自分だけ)小学生になるんだーーー」というようなうれしそうな言葉もよく出ており、他の子ども達も、こひつじノートの3月になったらY君は、小学校! と認識していたのですが、、、ところが、そのY君、何となくこのところそういう言葉かあまりでなくなったような気がしています。今日も「3月なってもまだ行かへんで! 4月やもん!」ってな感じです。

毎年、感じることですが、卒園・・・というのは、子どもにとって、とても複雑な心の動きをもたらすもののようです。うれしさ、誇らしさの半面、不安や寂しさが心をよぎるのでしょう。明石学園でも、逃げてばかりで本当に手を焼いたのに、いざ退園が近くなると、更に「問題行動」に磨きがかかり、何言っても「うるさいんじゃーーー」オンリーで話にならなかったり、挙句、机投げて窓割ったり(でも、逃げない!)、結局「退園したくない」と言い出したり・・・。本当に困った経験があります。子どもにとって喜びと同時に大きなハードルに違いない「卒園」という過程を、うまく乗り越えることかできますように、微力ながらお手伝いできればと考えています。

さて本日は、棚倉小学校文化教養委員長のために保育時間の短縮にご協力いただきましてありがとうございました。おかげさまをもちまして、文化教養委員長としてのお務めはこれで一区切りついたようです。あとは、PTA会報を出して終わりのようです。やれやれ。本当に全く、この一年はいろいろありました。中学校に行ったら、こういうのはなくなるのかな???なくなるといいな。なくなってほしいな。いや、なくなってくれ!!!

春が近いです。あおぞらのミモザも満開に近くなりつつありますね。うぐいすさんもお目見えしてから久しいですが、最近は歌声も磨きがかかって楽しませてもらっています。うぐいすさん、見た目はあんまり美しくないで、めじろさんを見つつ、うぐいすさんの歌声に耳を傾けています。でも、うぐいすさん、結構いますよ! みなさんも降園待機時間にバードウォッチングしてみてくださいね。楽しいです。

ではでは、今年度の残り少ない一日一日をいとおしみつつ・・・

P.S VSサル!の私。。。勝ち目がなさそうなのですが、悔しいので、現在のお話「さるかに合戦」でございます。お話のなかで、仇打ちしております。。。こんな動機は不純ですねえ。でも、子ども達に大人気です。みんなで朝から「芽を出さないと、ちょん切るぞー」と楽しくそらんじています。

2 件のコメント:

J君の母 さんのコメント...

もうすぐ卒園式ですね。Y君の立派な門出を微力ながら華やかにお祝いしたいと思います。Jにとっても、お兄ちゃんおねえちゃんお友達を毎年見送りいずれ自分もこうして大きくなってあおぞらを巣立ちしていくのだという思いを育てる大事な式だと思っています。
「雛の巣」という意味でのあおぞらは、改めて最高の巣だと思います。

とも子先生 さんのコメント...

そうですね。昨年度は「何が何だかぁーーー???」ってな感じだったKちゃん、Y君が力強く卒園のお歌を歌ってくれたり、、、頼もしくなっていたのにも驚きの毎日です。J君も来年はそうなっているだろうか???若干不安の残る先生とお母さん・・・ですかね???
ははは。

Y君にとって、「あおぞら」が心のふるさととして残ってくれたら・・・それが私にとって、最高のご褒美です♡